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「慶應×VERY親子ラグビー教室」を開催しました!

ラグビーで子どもが“運動を好きになる„って本当?

6月30日、VERYは「ファミラグ」(※)イベント第2弾として、ラグビー発祥のルーツを持つ慶應義塾大学と共に親子ラグビー教室を開催しました。日吉キャンパス&グラウンドにてたくさんの家族が参加してくれた「子どもが運動を好きになる親子ラグビー教室」の様子をレポートします!

※「ファミラグ」って?
9月20日から行われるラグビーワールドカップ2019™日本大会に向けて、VERYは「ファミリーラグビー(ファミラグ)」=〝ラグビーを通して家族はもっと成長できる!〟というメッセージを伝えていきます!

第1部 講義編

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講義が行われたのは日吉にある慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科という大学院。大スクリーンが並ぶ最新の講義室で、スライドや映像を見ながらプロの話を聞くのは、なんだか大学生気分で新鮮!

慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授 神武 直彦さん
慶應義塾大学 ラグビー部 S&Cディレクター 太田千尋さん
慶應義塾大学 ラグビー部 ゼネラルマネージャー 和田康二さん
VERYモデル 神山 まりあさん
VERY編集長 今尾朝子さん

イベントの講師は、ラグビーにかかわりを持ちながらそれぞれ宇宙・教育・金融分野で活躍するプロフェッショナルのお3方。「慶應キッズパフォーマンスアカデミー(KKPA)」の運営にも携わっています。(※KKPAの詳細はこちら⇒へ)貴重なメンバーの講義にまりあさんも興味津々!

「今、みんながいるこの日吉キャンパスから車で20分。そんなすぐ近くに、世界中の人たちが決勝戦を見に集まるんです。ワクワクしませんか?」。神武先生は108インチの大スクリーンを指さし、映し出された航空写真を子どもたちは食い入るように見ています。「東京オリンピックとパラリンピックは東京とその周辺地域でやります。でもラグビーワールドカップは全国12カ所で行われます。ラグビーって思ったより身近なんです」

冒頭から、子どもたちの興味を引き付けたのは、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授の神武直彦先生。今回は、彼がディレクターを務める〝慶應キッズパフォーマンスアカデミー〞(=KKPA)とVERYがタッグを組んでのイベント。KKPAは最新テクノロジーを使いながら、子どもの体と心の成長を促す新しいスポーツ教室です。

KKPA運営責任者の和田康二さん、S&Cディレクターの太田千尋さんも参加。ラグビーが「運動神経をよくする」動きの宝庫であり、それを実践することで運動が得意になり、運動が好きになること。倒れてもすぐに立ち上がる精神や自分で考えることで心も強くすることなどを解説。パパもママも熱心に聞いています。

「子どもの運動神経を伸ばしてあげるために、親がしてあげられることはありますか?」高まる熱気にまりあちゃんも、手を挙げて質問!
「お母さん、お父さんは記録をつけてあげてください。スマホにメモするでもいい。過去の自分と比べてどれだけ成長したか子ども自身が知ることで自信が持てるようになります」その回答に頷くママたちの、真剣な表情が印象的でした。

第2部 実践編

講義後はグラウンドに移って実践です。
子どもたちはGPSをつけて、ボールを持って走る、投げる、蹴る、タックル、ジャンプetc.…ラグビーのさまざまな動きを体験。慶應義塾大学ラグビー部の選手と一緒に汗だくで楽しみました!

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日吉にある慶應義塾大学の人工芝グラウンド。ボールを持った人を追いかける鬼ごっこ! 子どもたちがつけたGPSが、何回全速力に達したかを自動計測。がんばり力などを導き出します。

ドローンやGPSを使った最新技術を活用

30m走の速さを専用器具で正確に測定
GPSの計測データはすぐPCで見られます
ドローンは子どもたちに大人気!
ドローンで運動する姿を撮影します

今回のスポーツ教室の特徴のひとつが、ドローンによる録画やGPSを使ったデータ測定を活用すること。現在の能力やがんばりを可視化することで、子どもたちが自分と向き合い、超えていくことが目標です。

第3部 賞状授与編

がんばりの数値化で他の子と比べず自身の成長に向き合える

「おめでとう。よくがんばりました!」。最後は、子どもたち一人ずつに今日のがんばりが書き込まれた修了書が渡されました。この修了書は、実践のさまざまな動きをGPSで測定したデータを基に、4つの項目を数値化したもの。例えば、がんばり力はゲーム中、1分あたり何m移動できたかの移動距離で評価。「全速力」はゲーム中にどれくらい最高速度に近づけたかを点数化。そのほか30mのタイム、最高速度が記載され、今日子どもが達成したことが一目でわかります。

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私たちはつい、「早生まれだから成長が遅い」と気にしたり「他の子と比べてあれができない…」とできないことを見つけてしまいがち。でも最新技術を取り入れたデータ活用で、親は他と比べることなく、子どもの成長を数値化によって実感できます。子ども自身も自分を知り、やってきたことを「振り返り」、次の行動へ「改善する」ことで、体の成長だけでなく、心の成長にもつながっていくのだそう。みんなの賞状を眺める表情からは、充実感が伝わってきます。まりあちゃんの「みんな、またラグビーしたいですか?!」の問いかけにたくさんの子どもたちが手を挙げて元気な声で「はい!」と返事をしていました。

サッカー教室は、蹴るだけで飽きてしまった息子も、今日は色んな動きができたせいか、最後まで夢中で参加していました。ラグビーって総合運動で実は子どもがすごく楽しめるスポーツだと知りました。
(34歳・5歳男の子のママ)

芝の広々としたグラウンドで子どもがイキイキと走り回っている姿を見られたのも嬉しかった。礼儀正しく仲間と連携しテキパキ動く学生の姿を見て、彼らみたいになってほしいと強く思いました。
(33歳・4歳女の子のママ)

恥ずかしがりやの息子が初めての場所で最初から最後まで泣かずに参加できたのは今回が初めて。がんばった自分に自信を持てたようで、その姿に、涙が出そうになりました。
(32歳・5歳男の子のママ)

慶應×VERY親子ラグビー教室MOVIEレポート

慶應キッズパフォーマンスアカデミー
http://www.kpa.sdm.keio.ac.jp/

一般社団法人 慶應ラグビー倶楽部
https://krc.keiorugby.com/

SDM|慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科
http://www.sdm.keio.ac.jp/

撮影/吉澤健太 取材・文/立花あゆ デザイン/Permanent Yellow Orange 編集/翁長瑠璃子
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