パラリンピックの開催される8月25日から9月6日は、まだまだ暑さも残っている時期。空調設備のない屋外競技では日射病や熱射病など心配だけど、室内競技ならその不安もなし。快適に見られるぶん、熱は試合に注げるのもオススメの理由です。

展開が早く、子どもも飽きにくい人気競技！パラリンピックの中でも人気ナンバーワンを誇る「車いすバスケ」。テレビで見たことがあるママもいるのでは？　コートの広さ、リングの高さは一般のバスケと同じで、コート周辺ではタイヤが焦げたにおいがするほど、激しいプレーが見られます。車いすの片輪を上げて高さを出す「ティルティング」という技術など次々に繰り出される技は必見。「ミニバス」をやっている子もそうでない子も楽しめるはず！

ひとつの会場でたくさんのゲームが見られる車いすや義足の選手、クラッチ（杖）を持って体を支える選手などさまざまな障がいのある選手がプレーする「パラ卓球」。時速100キロ以上のボールを見事な反射神経で打ち返すなど、スピード感や迫力に溢れる試合はハンデを全く感じさせません。義足の選手vs.下肢まひの選手など、障がいの種類が異なる選手同士が対戦することも。世界最高齢の現役プレーヤーである別所キミヱ選手（71歳）にも注目！

パラリンピック競技内でもお得に観戦できる2020年からパラリンピック正式競技に。「足のボクシング」の異名を持ち、前蹴り、横蹴り、後ろ回し蹴りなど華麗な足技の応酬が繰り広げられ、テコンドーに詳しくなくても思わず魅了されること間違いなし。障がい者スポーツにおいて、自身の身体能力だけで闘うフルコンタクト（ぶつかり合い）の競技は多くなく、体一つで果敢に攻めていくところも注目ポイント。武道系の習い事に興味のあるキッズとぜひ！

パラリンピックのチケット販売はこの夏開始！パラリンピックのチケット購入には、まず「TOKYO 2020 ID」への登録が必要。チケットの買い方だけでなく、関連イベントの情報やID登録者だけの特典もあるそう。パラリンピック本番を楽しむためにもまずは下記から登録を。

TOKYO2020公式サイトはこちら＞

イラスト／foxco　取材・文／塚本桃子　デザイン／permanent yellow orange