VERY FES 2018 滝沢眞規子さん「飾り巻き寿司」ワークショップ レポート
切ったときに、パンダやお花が現れる華やかな飾り巻き寿司。去年、会場中が盛り上がった滝沢眞規子先生による人気ワークショップを今年も開催しました。参加者10名を決める抽選応募倍率はなんと10倍!目の前の滝沢さんにニコニコ、我が子のために必死に、選ばれしエプロン姿のママたちが楽しそうに学んでいました。
2年前に、「東京すしアカデミー」にて“飾り巻き寿司インストラクター”の資格を取得した滝沢さん。この日は、先生として10名のお母さんに作りかたをレクチャーしました。同じ目線に座って丁寧にアドバイスをしたり、おしゃべりしたり…滝沢さんの笑顔にみなさんメロメロの様子(笑)。作ったのは、男の子と女の子の顔を模った「Boys & Girls」の飾り巻き寿司。まん丸お目めのかわいい顔に、参加した皆さんは我が子を想像していたはずです♡終始笑い声に包まれたワークショップでした。
飾り巻き寿司の作り方 〜Boys & Girls〜
お子さんのような、愛嬌たっぷりの顔を巻き寿司に!
お子さんのような、愛嬌たっぷりの顔を巻き寿司に!
愛嬌のある顔が愛らしい、短髪の男の子とおかっぱの女の子を製作。華やかな見た目だけれど、使う材料は海苔やソーセージやチーズなど、家に常備している身近なものなんです。ノウハウがわかればアレンジも可能な飾り巻き寿司、ぜひマスターして。今回は【男の子用】のレシピをご紹介。
【材料】
<具材>
・スティックチーズ(長さ10cm) 2本
・山ごぼうの漬物(長さ10cm) 1本
・ソーセージ(長さ10cm、縦半分) 1本
<すし飯>
・オレンジ色のすし飯(すし飯100gと桜でんぶ20gを混ぜたもの) 120g
・黒のすし飯(すし飯75gにすりごま5gを混ぜたもの) 80g
・手酢(水とお酢を同比で混ぜたもの。切る時に使用)
<のり>
全体で使うのは【1+2/3枚】下図のようにカットしておく。
☆顔のパーツ作り用ののり(黒目に使う)は別途用意する。
のりパンチで、小さな●をくりぬいておく。(4枚)
【準備するもの】
・エプロン
・ビニール手袋
・巻きす
・包丁
・方眼シート(長さがわかるので、のりやパーツが置きやすくなります)
作りかた /手順1
手袋をして、顔のパーツを作っていく。まず「鼻」になる、山ごぼうをのり1/4枚で巻く。
端にご飯粒をつけ伸ばし、巻き終わりのノリ代わりに。
作りかた /手順2
上記同様、「目」になるスティックチーズをのり1/4で巻く。2本作る。
作りかた /手順3
ソーセージを縦半分、長さ10cmにカットし、のり1/3枚で巻く。これは「口」になる。
ポイントは、のりと具材の間に隙間ができないこと。手前から、ぎゅっぎゅっと力を入れて巻いていく。
作りかた /手順4
組み立てる。方眼シートの上に巻きすを置いておく。
オレンジの酢飯を8等分にする。目分量でOK。
作りかた /手順5
④で乗せたのりの中央に、オレンジのすし飯1玉を4×10cm幅に乗せ、その中央にオレンジのすし飯1玉を1.5×10cm幅の棒状に伸ばして乗せる。
作りかた /手順6
目と鼻のパーツを乗せる。
作りかた /手順7
⑥の上に、オレンジ色のすし飯2玉を目と鼻を覆うように乗せる。
作りかた /手順8
⑦の上に口のパーツを乗せる。利き手と逆の手で巻き簾を取り、口を全部覆うようにオレンジのすし飯2玉を乗せる。
作りかた /手順9
のりの端に、接着の役割をするご飯粒をつけ伸ばしておく。
巻きすを持ったまま優しく転がし、のり同士がくっついたら、巻きすから外す。
作りかた /手順10
包丁に手酢をつけて、4等分に切る。
作りかた /手順11
最初にくりぬいておいたのりを、目に乗せて、完成。
細かな工程もなんのその、滝沢さんと東京すしアカデミーさんの丁寧なレクチャーのおかげで、皆さんとっても愛嬌のある顔に仕上がっていました。
週末に仕込んでおいてお弁当に入れたり、アレンジをして年始のご馳走にもオススメ!飾り巻き寿司、ぜひチャレンジしてみてください。