外出がままならないとき、お天気に恵まれないときは、おうちの中でいかに子どもを楽しませられるかが目下の課題。そんなママやパパを応援するおうち遊びのアイデアを、毎週ご紹介しています。
今回は、こども向けワークショップなどを通じてモノづくりやあそびを提案、おもちゃデザイナーでもあるSTUDIO pippiのしげおかのぶこさんによる工作アイデアです。
<今週のママ遊び>
「 こどもの絵のクッション 」
こどもが描く絵や線はとても愛おしく感じられます。
成長とともに描くものや描き方も変わっていき、その変化を見るの
うちの息子も絵を描くことが好きで、今までにたくさん描いてきましたが、その
普段は紙に描きますが、5歳の誕生日は何かの形で残そう!と思い
そのまま額に入れて飾るのもいいですが、息子と話し合い、ク
ということで、今回はこどもの絵のクッションのご紹介です。
《 用意するもの 》
・布(表用、裏用)
・わた
・針、糸
・ペン
・はさみ
・鉛筆など
1.布に絵を描きます。
今回は生成りの布に描きました。
大きさも好きなサイズでOKですが、この絵は 30×15cmくらいの布を使いました。
ペンは水性ペンを使用。(水をこぼしたりするとにじみますので、心配な方は油性ペンで)
こどもはどうしても枠からはみ出しがちなので、この中に描いて
写真でうっすら見えるでしょうか、
また、絵を描く時は、
2. 絵が描けたら、上下左右5cmくらいの幅をあけて、裏の布と一緒
裏は息子が選んだ黄色の布を。
3. 絵を裏返して、クッションにしたい形を鉛筆で描きます。
息子はできるだけ「恐竜の形にしたい」ということで、絵から2cm
4.裏の布とあわせて、線の上をハサミでカットします。
5.線の上を縫っていきます。もしも、お子さんが針や糸に興味が
残り5cmぐらいのところまで縫えたら、玉留めをして裏返しま
6. わたを詰めます。鉛筆などで端っこの方まで押し込んでくださいね
わたは100円ショップでも手に入ります。
7.まんべんなくわたを詰めたら、残りの部分を表側から縫って出
クッションの他にも色々作れそうです。
小さな絵は、息子が拾ってきた石コレクションの中から良さそうな石
ペーパーウェイトにすることにしました。これは恐竜の卵だそうで
クッションの時と同様の手順で布を用意。わた→石→わたの順に入
布や糸もこどもに選んでもらいます。裏の布は水色、糸はピンク。
サイドもなかなかいい感じ。
もう一つの大きな恐竜の絵もクッションに。
仕上がった、恐竜2つと恐竜の卵でごっこあそびをしていました。
最後に並べてもらった写真がこちら。
恐竜と恐竜で卵をまもっている
裏はこんな感じ。
わたを入れたモコモコのフォルムもかわいいです。
こども部屋に飾ったり、上から吊るしてもいいですね。
プレゼントにも喜ばれそうなので、おじいちゃん、おばあちゃんへ
今月の父の日のプレゼントにもいかがでしょう?
ぜひ親子で楽しくつくってみてくださいね。
つくった作品はぜひ#studiopippi_play #VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてください。
写真・文/しげおかのぶこ
◉STUDIO pippi しげおかのぶこさん
おもちゃ・教材などのデザインをはじめ、こども向けワークショップ『こどもじっけんしつ』を通して、楽しいモノづくりやあそびを提案。雑誌や広告などのメディアでも活躍中。おもちゃブランド gg*のデザイナー。5歳の男の子ママ。Instagram:@studiopippi