佐藤ありささんの念願叶ってついにてぃ先生と対談! 本誌3月号に収まりきらなかった内容をVERYwebで特別に掲載。リアルな悩みに共感する人も多いはず。
ありささんのお悩み③
娘と息子のきょうだい喧嘩に、どう関わるべきか悩んでいます。2人は4歳差。例えばおもちゃの取り合いになると、姉であるの娘のほうに「貸してあげなさい」って叱ってしまう。息子はきっとすぐ飽きるから、順番は案外すぐに回ってくるよ、ゆっくり遊べるよ、と娘に伝えるんですが、なかなかうまくいきません。「ママは弟の味方ばっかり。私のこと嫌いなんでしょ」と言われた時は、ものすごくグサッときました。
てぃ先生
先ほどの宿題の話でも感じましたが、娘さん、ママのことが大好きなんですよね。
ありささん
こんなに怒ってるのに…?
てぃ先生
関係ないですよ。ママが無条件に大好きで、甘えたいという気持ち。8歳の娘さんでも、まだまだ幼い子と変わらないくらい持っています。
ありささん
つい「もうお姉さんでしょ」って思ってしまっていました。
てぃ先生
「ママは私のこと嫌いなんでしょ」なんて、娘さんは本心では絶対思っていないはず。ママは自分のことを好きだとちゃんとわかっているからこそ、そう言えばママが自分に気を向けてくれるとわかっていて言っている。「そんなわけないよ、大好きだよ」って言ってもらいたいんです。
ありささん
娘、ケンカしたあとによく「あとで見てね」って手紙を書いてくれるんです。「ママ大好き」っていつも書いてあって…(涙)。
てぃ先生
そうもいかない時がたくさんあるのは承知のうえで、あえて理想論をお話ししますね。子どもが楽しそうな時、頑張っている時、いいことをしている時こそ、親は手を止めて、しっかり子どもを見る必要があります。例えば、キッチンで洗い物をしている時に、子どもが「ママ見て! 絵描いた!」って言ってきたとします。洗い物をしたまま顔だけ上げて、「お、いいじゃん〜」みたいに反応していませんか? 一方で、宿題が進まずグズグズしていたり、弟のおもちゃを取り上げて泣かせたりした時は、洗い物の手を止めて、子どものそばに行って叱る。すると子どもは「なるほど、いいことをするより、悪いことをしたほうがママ・パパは構ってくれる」って学習するんです。
ありささん
私が手を止めて弟を抱っこしに行き、娘を叱ったとしても、ですか?
てぃ先生
そうです。ママが今していることの手を止めて、自分のところに来てくれる。例え叱られていたとしても「ママが自分に構ってくれた」という事実は、子どもにとっては「イエーイ!」なんです。だからこそ、よくないことをしている時は遠くから叱るか、よほどのことじゃない限りは見守る。一方で、子どもがほんの少しでもいい姿を見せた時には、今していることをすべて止めて、そばに行く。すると子どもは、「悪いことより、いいことをしたほうがママ・パパは構ってくれる」と学習していきます。
ありささん
ケンカした時にはすっ飛んで行かずに、まずは少し見守る。素敵な瞬間があれば、そばに行く。いつもできるかはわからないけど、心がけてみます!
Profile

佐藤ありさ
1988年生まれ。2005年「ミスセブンティーン」に選ばれ、同誌専属モデルとしてデビュー。2016年結婚。翌年に長女を出産後ドイツへ移住。2021年に長男を出産し、2児のママに。頼れる人の少ないドイツでの育児生活の支えになったのが、てぃ先生を始めとするYouTubeの子育て情報だったそう。@satoarisa920
Profile

てぃ先生
現役保育士・育児アドバイザー。SNSの総フォロワーは200万人を超え、保育士としては日本一である。最近ではNHK Eテレ「ハロー!ちびっこモンスター」など、情報番組からバラエティ番組まで幅広い分野のテレビにも出演。その超具体的な育児法はアイデアに溢れ、世のママパパから支持されており、「いま一番相談したい保育士」ともいわれる。@tsenseidayo
撮影/須藤敬一 ヘア・メーク/あきやまひとみ(佐藤さん分)、小川さつき(てぃ先生分) スタイリング/近藤和貴子(佐藤さん分) 取材・文/西原 章









