外遊びがなかなか叶わない今、おうちの中でいかに子どもを楽しませられるかが親たちにとって目下の課題。そんなママやパパを応援するおうち遊びのアイデアを、毎週ご紹介していきます。
親子で簡単にできて、おもしろくて、ときに体を動かしたり、オシャレなアート作品も生まれちゃう遊びのアイデア、大人も楽しめることうけあいです。
第2回は、こども向けワークショップなどを通じてモノづくりやあそびを提案、おもちゃデザイナーでもあるSTUDIO pippiのしげおかのぶこさんによる工作アイデアです。
●第1回<パパ遊び>はコチラ↓
VERYこども遊び研究所 Vol.1「家の中の生き物を探せ」
<今週のママ遊び>
おうちにあるものでつくろう
「ダンボールのポテトチップス」
材料の調達もなかなか難しいので、おうちにありそうな材料でできるカンタン工作をご紹介したいと思います。
今日はみんなが大好きなおやつ、ポテトチップスの工作レシピです。
《用意するもの》
・ダンボール (切れ端を集めてもOK)
・A4コピー用紙 – 1枚
・両面テープ (もしくは、のり)
・色鉛筆
・はさみ(ギザギザはさみもあると◎)
1.ダンボールにポテトチップの形を描きます。
2. ハサミで切ります。
3. ダンボールを親指でこするようにつぶして、平らにします。(ここは結構力がいるのでママに)
ダンボールを平らにすることで、下のナミナミが見えてポテトチップらしさが出ます。
そして写真のように少し曲げると、さらにポテトチップらしさUP。
4.色を塗ります。黄色で塗りましたが、ポテトチップはこんな色かなぁ?と好きな色で。
例えば、青のりチップやこしょうチップなどにアレンジしたり、ダンボールの片側の紙だけ剝すと、ギザギザポテトに!
(これは剝すのが結構大変なのですが、本物に近づきますね)
5.袋(パッケージ)をつくります。
A4コピー用紙を半分に折り、上下 2cmぐらいのところで折り目をつけます。
6. 絵や文字を描きます。
こんなパッケージだったら、カッコイイかなぁ?とデザインしてみましょう。
7. 紙の内側を広げて、右端、右下に両面テープを貼り、袋状にします。
8. もしギザギザはさみがあれば、上下をギザギザに切ると、さらに袋らしさがUPします。
(今回は布用ですがピンキングばさみを使用)
9. ポテトチップを入れて、できあがり!
上はそのままでも、マスキングテープを輪っかにして仮留めしても、どちらでも。
息子の手が伸びるこの光景は本物そのもの!
私がこのポテトチップスをつくっていると、5歳の息子もつくりたいー!と言ってあっという間にたくさんのおやつが出来ていました。
ポテトチップスの他にも、ビスケット、グミ、おせんべい。
パッケージの裏にはバーコードや、なにやら生産国が描かれています。
ポテトチップスはイタリア産、ビスケットはケニアやアメリカ産、グミはアフリカ産だそう。
いやいや、こどもの方がどんどんアイデアが膨らみますね!
中身も形や色は様々。どんな味がするのかな?
こんな風にパッケージの裏も描いてみてくださいね。
つくった後はお店やさんごっこや、おままごとでも遊べそうです。
ぜひ、色々つくっておうち時間を楽しんでくださいね。
\教えてくれたのは/
◉STUDIO pippi しげおかのぶこさん
おもちゃ・教材などのデザインをはじめ、こども向けワークショップ『こどもじっけんしつ』を通して、楽しいモノづくりやあそびを提案。雑誌や広告などのメディアでも活躍中。おもちゃブランド gg*のデザイナー。5歳の男の子ママ。Instagram:@studiopippi
写真・文/しげおかのぶこ