VERYモデルであり、テレビや広告でも大活躍の近藤千尋さん。プライベートでは2024年8月に第3子を出産し、3姉妹のママに。そんな近藤千尋さんのリアルな子育てライフに密着！今回は、「忙しくても3食きちんと。無理なく料理を続けるコツ」を伺いました。
※このコラムはVERY2025年9月号（2025年8月7日発売）に掲載されたものです。

リアルな子育て包み隠さず「モノガタリ」♡
近藤千尋、
ハッピーママの舞台裏。

忙しくても三食きちんと。
なるべく手作りにこだわる理由

作った料理をSNSにアップすると、レシピを聞いていただくことがとても多くて。そうだよね、夜ご飯何にしよう…って悩むよねぇと密かに共感しています。大学時代、ひとり暮らしの家に遊びに来た友達に鍋料理を振舞ったら、美味しい！と感激してくれて。その成功体験から私の料理歴はスタートしましたが初めは失敗ばかり。ハンバーグの中が生だったり、作っている途中に分裂したり。実家の母に何度も電話で泣きつきました。今だって面倒だなと思うときもあるけれど、祖母や母の温かい料理を思うと恋しく、よしやるか！と作り始めます。どこにそんな時間が、とスタッフさんからも驚かれるんですけど、微塵切りはストレス解消にもなるし、手を抜くところもしっかりあります（笑）。

まず、次女が離乳食を卒業したころから個別盛りはやめてドカンと大皿盛りにシフト。盛り付けや小皿の片付けなどのストレスが減り気が楽になりました。また、無理して味にバリエを出そうとしないこと。似たような味でも種類を多く食べればそれでよし、ということで太田家の食卓には甘じょっぱい味が並びます。そしてレシピに忠実になりすぎないこと。SNSで美味しそうな投稿を見るとつい作ってみたくなるけれど、慣れない調味料や工程で流れが止まると時間勝負の時はアウト。記憶の中の母の味を頼りに、自己流で組み立てます。それでもいまだに、母の作るごぼうサラダは超えられなくて…同じ調味料を使っても味が出せないんです。東京に来てもらうときは、あれ作って〜といつもお願い。そうしていくうちに、家の味を築いていけたらいいなぁなんて思いつつ、今日もキッチンに向かいます。

＼ 今月のモノガタリ ／
THE ROWのレザーベルト

「かっちりしたレザーの質感と、手持ちのイエローゴールドジュエリー（イエベなのでもっぱらゴールド派）と相性の良いバックルが気に入って購入。いつもはデニムに合わせるけど、秋はワンピやジャケットにオンも素敵！と妄想中です」（近藤）

撮影／渡辺謙太郎　スタイリング／石関靖子　ヘア・メイク／TOMIE　取材・文／遠藤彩乃　編集／中台麻理恵
＊VERY2025年9月号「近藤千尋、ハッピーママの舞台裏」より。
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