愛情いっぱいの泣き笑い子育てエピソードに、共感したり、思わず涙してしまう、などファンの多い辻元舞ちゃんのブログがVERY誌面に登場。もちろん、イラストも舞ちゃんの描き下ろしです。
※本記事は過去掲載記事を元に再編成したものです。掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合がございます。
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辻元舞の
「自分ファースト」でいこう!
VOL.26
❝この春、スキー部始めました!❞
北海道と言えば美味しいものが沢山食べられる!と思い、どんなレストランに行くか決まっていなかったので念のために綺麗めな洋服なども持っていきました。春休み中で飛行機もほぼ埋まっており、朝早くの便で出発したのでチェックインまでに結構時間があるな……ということで、スキーに行くことになりました。
私と夫は学生以来のスキーで、息子達はスキーデビューでした。頭から爪先まで全部一式レンタルして、ウェアの下は何着るの? この靴どうやって履くの? リフト券ってやつを買わなきゃいけないらしいよ‼と勝手が分からずパニック状態でしたが、なんとかゲレンデに降り立ちひと滑りすると、夫はすぐに勘を取り戻し、長男もすぐに滑れるようになり、楽しい! もっとスピード出したい! 高い坂に行きたい!とさすがの暴走系男子。
一方次男は、やりたくないコワイ。雪だるま作る〜とあまり興味を示さず。私と次男の、休憩しようよ〜もう帰ろうよ〜の言葉を尻目に滑る滑る! 全然戻ってこない。結局チェックインの時間をとうに過ぎることになりました。夫と長男は初日でスキーにどハマりし、スポーツ魂に火がついたようで。部屋に戻ってもずっとYouTubeでスキーの滑り方を見て研究していました。
その日から毎朝、早起きしてご飯を食べたらすぐにゲレンデに出発、着いたらすぐに滑り始めて、お昼は軽く済ませ(30分程度)午後もスキー。全員クタクタでホテルに戻るので夕食も出かけてまで食べる気になれず、その辺で軽く済ませるかテイクアウト、お風呂のあとはもう起きてられず泥のように眠る。5泊6日の間、毎日その生活でした(笑)。
初日は嫌がっていた次男も、2日目はレッスンに参加すると苦手意識を克服したようで、リフトに乗って1人で滑れるようになりました。私はというと、ハの字でしか滑れなかったのを毎日朝から日が暮れるまで夫にしごかれ、最終日には板を揃えて上級コースを滑れるようにまでなりました。
持っていった綺麗めの洋服なんてスーツケースから出す暇もなく、毎日ヒートテックとジャージで過ごしました。転びまくっていたので首はむち打ちのようになり、下半身は筋肉痛、慣れないスキーブーツで脛にはアザや水脹れ、毎日家族分の重いスキー板やスキーブーツを運ぶので腕も筋肉痛、ホテルの温泉でゆっくり癒される…というよりは、満身創痍の体を全力で湯治する気持ち……。ニセコってみんなもっと優雅に過ごしていなかったっけ?(笑)
まるでスキー部のような5泊6日のニセコ旅でしたが、夫は早速スキーウェアをネットサーフィンしているし……。毎年恒例のスパルタスキー合宿となりそうな予感がしています。
今月の
舞・フェイバリット・タイム
長男のお友達のお家にみんなで遊びに行った時、イタリア人のパパがピザ生地を作ってくれて、自家製のピザソースに子供達が好きなようにトッピングしたピザを焼いてくれました。自宅でこのクオリティーのピザが焼けるの!?と感動するほど美味しかったです。
【PROFILE】
つじもと まい
1987年生まれ、モデル、タレント。
モデルとして活躍するとともに、バラエティ番組にも出演するなど幅広く活躍。特技は水彩画・イラスト・ダンスと、多彩な魅力を放つ。プライベートでは3児の母としての一面も持ち、ライフスタイルが垣間見えるYouTubeも注目されている。
文・イラスト/辻元 舞 デザイン/大塚將生(marron’s inc.) 編集/フォレスト・ガンプJr.
*VERY2023年6月号「辻元 舞の「自分ファースト」でいこう!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。