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SHELLYさん「お世話上手なお姉ちゃんを手放しで褒められないの、なんで?」

座って片膝を抱えて微笑むSHELLYさん

※このコラムはVERY2025年4月号(2025年3月7日発売)に掲載されたものです。

我が家の3番目、2歳児のイヤイヤ期がとうとう始まりました。どうしようもないときは、たまに羽交い締めのように体を押さえながら歯磨きをすることも(苦笑)。「3人目は孫のようにかわいい」なんてことは、ないです(笑)! それでも上2人のときと比べたらだいぶ気持ちに余裕がありますね。長女のときは、外出先で泣きわめいたら周りの目を気にしていたし、自分の対応に自信もありませんでした。なんでうちの子ちゃんとできないんだろう恥ずかしいと、誰もかけていない外圧を感じていました。3人目だともう「しょうがない」と諦められるのが全然違います。

長女次女は2歳差なので、片方に構っていたらもう片方が事故などで死んでしまうのではないかという怖さもあったけど、いま上2人はある程度手を離せる年齢です。3人で帰っているとき、普段なら30分くらいのところ1時間半かかったりする日もありまして…スケジュールが狂い出すとこちらは煮詰まってきてしまうけど、そんなときも上2人に助けられているな、と思う日々です。ついつい、9歳の長女にあなただけはちゃんとして、と言ってしまったりするのは反省点ですね。子どもがぐずるのは雨が降るようなもの。なんで今雨が降るのよ〜!と怒っても仕方ないとわかってはいるものの、まだまだ修行が足りないなって思います。

座ってるSHELLYさん

長女は共感力が高く、2歳児の扱いが本当に上手。お風呂から何からすべて担当できるし、親として長女の対応力がすごく誇らしいです。ただここで私の悩みなのが、彼女に「人のケアをすることが私の魅力、そこに私の価値がある」と思ってほしくないということ。長女のいいところでもあるし、本当に頑張ってくれているから褒めたいし褒めていますが、ケアするキャラがアイデンティティになって、この家では「2番目のお母さん」、みたいになるのは違うなって。女性は人をケアすることが当たり前とされてしまいがちな今の世の中で、それを褒める難しさのようなものを感じています。これが男の子なら、手放しに褒めまくれるのですが!

親の振る舞いについてはいつも考えさせられますが、今世界中で『ブルーイ』というアニメが大絶賛されているのをご存じですか?主人公のブルーイは6歳の女の子の子犬。遊びを通して成長していく様子が描かれていて、周りの大人たちは叱らないけれどちゃんと大切なことが子どもに伝わっていく様子にいつも感動しています。多様性についても配慮されていて、まずブルーイは女の子だけど、ピンクでも黄色でもなく青い犬なんです。未就学児から小学生、大人もそれぞれのポイントでゲラゲラ笑えるし、心から泣けます。なんの回し者でもなく(笑)、ディズニープラスの他、テレビ東京で放映が始まったのでぜひぜひ皆さんにも見てほしいです!

◉SHELLY|シェリー
1984年生まれ、神奈川県出身。14歳でモデルとしてデビュー以後、タレント、MCとして幅広く活躍。9歳と7歳と2歳の娘の母。

週末に公園にお出かけした際のSHELLYさんの娘さんたち

撮影:須藤敬一 取材・文:有馬美穂 編集:中台麻理恵
*VERY2025年4月号「シェリーの「これってママギャップ?」」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合がございます。

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