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VERYモデル・ジェイミーさん「離婚して明るくなったと言われるように」

日本のシングルマザーを取り巻く状況は問題が山積みなのも事実。それでも、葛藤を乗り越えて覚悟と共に「母」として「女」として生きる女性は魅力的だと思いませんか。今回は、シングルに乗り出したVERYモデル・ジェイミーさんのリアルストーリーをお届けします。

シングルに乗り出した
VERY世代のリアルな現在地

VERYモデル
ジェイミーさんの場合

ポジティブなことしか考えなくなったからキレイでいたい気持ちが復活肌見せも遠慮しないで自分のために楽しんでいます

ニットビスチェ¥26,400 ニットボレロ¥37,400(ともにフィーニー)デニムパンツ¥6,590 ベルト¥5,990(ともにザラ/ザラカスタマーサービス)

 

ひとりで育てていくことに不安もありました。怪我や病気をして働けなくなったら、と考えたり。モデルの仕事は時間が不規則なので家を空けることが増えて子どもにさみしい思いをさせるのでは、という心配も。気持ちを整理できたのは、弁護士さんに紹介されたカウンセラーさんの「一緒に居られる時間が減って罪悪感があると思うけれど大丈夫。いろんな人から愛情をもらっている、と信じて周りを頼りなさい」という言葉がきっかけ。

実際、シングルになって実感するのは、人に頼ることの大切さ。母親が心身ともに健やかじゃないと家庭は回らないし、反対に自分の状態が整えばキャパシティも広がる。自分が働きやすい環境を整えるために実母に仕事を辞めてもらいました。母と子ども2人を養う大黒柱としての覚悟を持ちつつ、今やれることをやるしかない、と前向きな気持ちでいます。子どもから教わったことも多々あります。

この夏、たくさん旅行に連れていったのに、子どもが絵日記に書いたのは、いとこたちとテレビを観て、みんなで同じベッドで寝たことでした(笑)。子どもの心に残るのは、本当に楽しかった些細な瞬間。離婚は経済面の不安もあるけれど、お金をかけるより、一緒に過ごす時間や子どもが望んでいることにフォーカスすることの大切さを感じています。シングルになって、周りから明るくなったと言われるように。負の感情と向き合っていた時は、気持ちも塞いで考える余裕もなく黒ワンピ一辺倒でしたが再びおしゃれを楽しむ余裕も。デコルテやボディラインが出る服を着たり、キレイでいたい、という気持ちに素直になれるようになりました。

今は短くても子どもと充実した時間を過ごすことが最重要。母と女同士の育児はびっくりするほどスムーズ!という発見も。父親が担っていた役割も理解できるようになり、経済的にだけでなく、実母を含め精神的にも家族を守るため、今は自分を強くする時期。だから、恋愛の優先順位はまだ低いけれど、この先、いろいろ包み込んでくれる人が現れたらいいな、と思っています。

Profile

ジェイミー

1992年生まれ、千葉県出身。2017年に長男、2021年に次男を出産。産後1年から別居期間を経て、1年後に離婚成立。離婚後は実母と徒歩5分の距離に転居、サポートを得ながらモデルとして多くの広告で活躍。息子2人はどっちがママの荷物を持つかで喧嘩したり、毎晩ママを取り合って腕枕をしてくれたり、小さな彼氏のような存在。

撮影/東 京祐 モデル/ジェイミー スタイリング/伊東牧子 ヘア・メイク/日高咲(ilumini.) 取材・文/増田奈津子 編集/西脇治子
*VERY2024年11月号「遠慮しないで シンママ・センシュアル」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。

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