2020.01.01

青山祐子ブログ「4ヶ月ぶりの学校再開」

皆様お元気ですか?

香港は本格的な夏到来。真夏の太陽の日差しが痛いくらい、夕方になっても30度を超える蒸し暑さです。そんな中、子供たちはビーチで泳いだり、サッカーをしたりして有り余るエネルギーを発散させています。 8歳の長男は、夢中でテニスの球を打ち続け、ラケットのガット(ストリング)を切ることに成功！暑さも吹き飛ぶ満面の笑顔で大喜びでした。

長男長女の学校が、4ヶ月ぶりに再開しました。

午前か午後の半日だけの授業ですが、久しぶりの学校はとても楽しそう。友達と走り回って遊んだと汗びっしょりで帰宅した日もありました。

でも通学できたのはわずか12日間。早くも夏休みが始まりました。

これで一学年終了です。

4歳次男、3歳次女は、学校、幼稚園が再開できないまま夏休みとなってしまいました。

夏休み前、次男と一緒に、ドライブスルー形式で学校へ私物を受け取りに行きました。

「Real teacher!!」(本物の先生だ！！)

この4ヶ月テレビ電話でしか会えなかった担任の先生を見つけ、息子は大興奮。

車に乗ったまま、先生に1年間お世話になった最後の挨拶をして、記念写真。あっという間でしたが、実際に会えたことが本当に嬉しかったようです。

コロナ禍で普通に学校へ通えなかったことが、かわいそうで、残念です。

学年の最終日、下校した子供たちは、制服のままプールへジャンプ! 学校が再開しなかった次男も久しぶりに制服を着てプールへ飛び込みました。毎年恒例で、去年は一年頑張ったねという気持ちで迎えた最終日ですが、今年はとても寂しく感じます。あまりに長い休校の後、少し登校してまた長い夏休み。外国人が多い学校なので、学年が終わると香港を離れる友達が多く、長男、長女は本当に仲の良い親友ともうすぐお別れしなければなりません。もっと一緒に学校生活を楽しませてあげたかったです。

息子は、「寂しくなるけど、いろんな国に遊びに行ける友達が増えた」と話します。

遠くへ行っても、親友とずっといい関係でいられるようにしたいです。

さて、香港では、海外からの入境者を除き新型コロナの新たな感染者がゼロの日が続き、規制がさらに緩和されます。公共の場で集まれるのは8人までから50人までに緩和。ようやくサッカーグラウンドも使えるようになります。

一方で、海外から香港への厳しい入境規制は9月18日まで延長。香港居民のみの入境が認められ、電子腕輪をつけて14日間隔離という罰則付きの規制は継続です。なので、この夏は日本へ帰国せず、初めて香港で過ごすことになります。

新型コロナが落ち着いた一方で、香港各地で民主化デモが始まっています。中国が、香港への圧力を強める中、この先、海外へ移住する可能性を視野に入れている香港人の知人もいます。ただ、両親が香港にいるので、しばらく様子を見守りながら、できるだけ香港に住み続けると話します。新型コロナに加えて、これからの香港情勢がどうなるのか不安が募ります。

最後になりましたが、「セーブ・ザ・チルドレン」の子どもたちの支援活動に賛同して、

「にんぎょひめ」の絵本を読みました。

お時間あるときにぜひご覧ください。

https://bit.ly/2z569X9

今日も笑顔で過ごせますように!