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3児の母・SHELLYさん「私はあえて『電車やバスでベビーカーはたたまなくていい』と言いたい」

※このコラムはVERY2023年3月号(2023年2月7日発売)に掲載されたものです。

寝不足は続いていますが、意識的に休むようにしているおかげで3人目の産後がもしかしたら一番元気かもしれません。3人目あるあるで、産後すぐから姉の家や千葉の家、公園、買物にももりもりお出かけしている毎日。またベビーカー生活になったことで、子連れ移動の大変さも思い出しています。

2022年のクリスマス、車椅子の方がエレベーターに乗れずに苦労された話がTwitterで注目されました。「車椅子なのにクリスマスの混雑した街中に出かけるなんて」という反応もあり、驚いてしまって。車椅子の人は、クリスマスに出かけちゃいけないの?って。差別だと思わずに、もしかしたら親切心のようなものからそう発言しているかもしれないことや、その発言に対して「まあね。混んでいるし、デパートも電車も避けた方が無難だね」と賛同する人がいたことも余計にショックでした。だって、上から目線じゃないですか…でも、一方で(かつての私がそうだったように)、目の前にエレベーターがあったから乗っちゃおうという人の気持ちも分かってしまう自分もいました。

この間、とある巨大ショッピングモールで待てども待てどもエレベーターに乗れなかった時、「ベビーカーなのでエレベーターでないと移動できなくて。よければエスカレーターを使っていただけますか?」と声をかけたところ、譲ってくれた方がたくさんいました。エレベーターや優先席を必要とする立場にならないと気づけなかったり、声をかけられなければ譲りにくい雰囲気があるのかもしれません。

同じように車椅子やベビーカーを使う人にとって困難が多いのが、バスや電車です。「ベビーカーでもバスに乗っていいよ、だけど…」っていう空気がまだ漂っている気がするし、私自身実際、たたまずに乗って舌打ちされた経験もあります。でも首の据わらない赤ちゃんを乗せた荷物いっぱいのベビーカーをたためというのは、どう考えても非現実的。それに対して「混雑を避けて」「タクシーに乗れば」「大きくて邪魔だ」と言われる。それなら、体が大きい人もバスには乗るべきではないのでは?と思ってしまいます。

車椅子の人も、赤ちゃんも、すべての人は、その人が必要とするスペースがあって、その大小は他人がケチをつけられるものではありません。例えば何らかの理由で歩けない人は車椅子を含めてその人のスペースだし、双子の赤ちゃんは2人分のベビーカーの大きさが必要なスペース。それに、電車に乗る目的が仕事だって病院だって買物だって、他人がとやかく言えるものではないと思うんです。

だから私はあえて、「電車やバスでベビーカーはたたまなくていい」と言いたい。混んでいて現実的に乗り込むのが難しい場合もあるかもしれないけど、そこにいる人たちが協力して、たたませずになんとか乗せる空気があるのとないのでは、全然違うと思う。ましてや車椅子はたたむことができません。車椅子の方は、バスや電車に乗れるようにあらかじめ手筈を整える場合も多いですよね。ものすごく大変だなと思います。駅では車椅子の方をサポートする駅員の方を見かけますが、ベビーカーの方に「お手伝いしますか?」と気軽に声をかけられても、車椅子の方への声がけは、もしかして傷つけてしまうのではという気持ちも私はあったりします。

だから車椅子の方が自由に自分で動けるように、バリアフリー化がもっともっと必要。子どもたちに車椅子体験をさせるのもとてもいい取り組みだと思います。そして優先エレベーターは、車椅子やベビーカー、体の不自由な方などが優先的に利用できるエレベーターだということを、もっと発信しなくてはいけない段階にあると個人的には思います。私も3児のママになってだいぶ気が強くなり「譲って」と言えるようになったから、まずはそんな先輩母さんたちからもどんどん声を上げて、譲り合い助け合える世の中にしていけたらいいですよね。

◉SHELLY|シェリー
1984年生まれ、神奈川県出身。14歳でモデルとしてデビュー以後、タレント、MCとして幅広く活躍。7歳と5歳と0歳の娘の母。

ワクチン接種行ってきました! お姉ちゃんはビビらず余裕でした! 次女はまさかのダブルヘッダーで怖がってましたが、頑張って乗り越えました。成長を実感!

撮影:須藤敬一 取材・文:有馬美穂 編集:羽城麻子
*VERY2023年3月号「シェリーの「これってママギャップ?」」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。

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