愛情いっぱいの泣き笑い子育てエピソードに、共感したり、思わず涙してしまう、などファンの多い辻元舞ちゃんのブログがVERY誌面に登場。もちろん、イラストも舞ちゃんの描き下ろしです。
※本記事は過去掲載記事を元に再編成したものです。掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合がございます。
こちらの記事も読まれています
辻元舞の
「自分ファースト」でいこう！
VOL.17
❝USJでダンサー再デビュー!?❞
この記事が出る頃はもう放送後かと思いますが、「100%！アピールちゃん」という番組でUSJの舞台にもう一度立てるか⁉という企画がありました。
このエッセイを書いているのは、審査をクリアして舞台に立てるかどうかの最終結果発表がついに明日！というソワソワの真っ只中（笑）。
芸能事務所に入る前はUSJでダンサーをしていましたが、USJを卒業してから14年が経ちました。赤ちゃんが中学2、3年生になるまでの年月をほぼダンスに触れずに過ごしてきたので、はじめはあまりの筋力のなさ、体の硬さ、スタミナのなさに絶望しました。踊りの速さに手足が全くついていかず、足を広げて腰を落とすポーズから一度で立ち上がれなかったぐらい（笑）。
これは企画倒れになるのでは⁉と思うほどのブランクを感じさせるぎこちない動きだったのですが、この1カ月間ただひたすらに練習を繰り返してきました。
「プレバト‼」などで長時間かけて描いた作品も、もちろんその時の出せる力は全て出していますが、今回は1カ月という短期間で20代の現役ダンサーのみんなに追いつけるまで自分を追い込まないといけなかったこともあり、これまでの人生の中でこれほどまでに何かを頑張ったことはない‼と感じています。
まだこんなにも頑張れる。こんなにも変われる。そしてまだまだ成長できる。結果がどうなったとしても、確実に自分の自信につながりました。
年齢や肩書、母である自分、いろいろなものにとらわれず、自分で勝手に限界を作らず、何にでも挑戦できることを知ることができた今、人間としてとても強く成長できた気がしています。
誰のためでもなく自分のために、自分の意思で頑張ってきました。結果がどうなったとしても、なんの悔いもないと思えるぐらいやりきったので、放送で何かを感じていただけた方がいればとても嬉しいです！
改めて、このような機会を与えてくれた番組の皆さん、USJの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、大阪出張も多く、寂しい思いを沢山させたにもかかわらず、ママ頑張って！といつも味方でいてくれた息子たちと、家族みんなのフォローをしながら支えてくれた夫への感謝も忘れず、沢山の愛情で返していきたいなと思います。
私は自分のすることで周りのみんなをワクワクさせることが大好きなんだ、と今回の経験で改めて感じました。
これからも初心を忘れず、自分を信じて、挑戦を楽しみながら人生を切り開いていきたいと思います！
今月の
舞・フェイバリット・タイム
先日、長男の学校の運動会がありました。小学生になって初めての運動会で、頑張る！と気合いが入っていたのですが、1年生はまだあまりルールやコースを理解していないようで、かけっこの途中で振り返って止まったり、リレーのバトンを他の子に渡したりと、ハプニングも続出でした（笑）。頑張る子どもたちの姿を見てパワーをもらいました！
【PROFILE】
つじもと まい
1987年生まれ、モデル、タレント。
モデルとして活躍するとともに、バラエティ番組にも出演するなど幅広く活躍。特技は水彩画・イラスト・ダンスと、多彩な魅力を放つ。プライベートでは3児の母としての一面も持ち、ライフスタイルが垣間見えるYouTubeも注目されている。
文・イラスト／辻元 舞 編集／フォレスト・ガンプJr.
＊VERY2022年9月号「辻元 舞の「自分ファースト」でいこう！」より。
＊掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
