<格言>
頼り上手、頼られ上手は
人間関係を育む
VERY世代は、子どもを育て、夫や義理の母など家族の力を育て、ママ友との関係を育て、仕事でも後輩を育て、そして仕事相手との関係も育てる……というように、〝育てる〟がひとつのミッションです。
いい人間関係を育てることで、その後の自分の人生にいろいろ大きな救いがあると思うので、ここは大切にしたいです。
義理の母もママ友も、頼ることで人間関係が育まれることは前回(Vol.3&4)でお話ししましたが、仕事相手もおなじです。
ひとに頼ることを悪いと思わないこと。
相手が気持ちよくサポートしてくれるような〝頼り上手〟になること。
そして、自分自身も〝頼られ上手〟になることで、より素敵な人間関係が育ちます。
先日こんなことがありました。
それは、私が大変お世話になっている、シバジムのお仕事を何年にも渡ってサポートしてくださっている方からの連絡でした。
「今度海外から、大切なお客様がいらっしゃるんだけど、
以前陽子ちゃんに紹介してもらった青山のフレンチレストランに
一緒にお連れしたいんだよね。僕が予約しようとしたら、
予約は1ヶ月前からしか取らない、って言われちゃってさ。
もしレストランと仲良しだったら、陽子ちゃんから聞いてみてくれない?」
私は、彼の状況もよくわかったし、普段お世話になっている彼を喜ばせたいと、
レストランによくよく状況説明をし、2ヶ月前の予約ではありましたが、
なんとかお席をご用意することができました。
彼には安心してほしいので、レストランのマネージャーと私のLINEのやり取りをスクリーンショットで撮って、
「このようにレストランのマネージャーの方とやり取りして、お席をご用意していただきました」と報告。
レストラン側のウエルカムな様子も伝わることで、彼はゲストと一緒に安心して来店することができると思ったからです。
一方、レストランとしては無理をしていただくわけですから、
私がご紹介する方がどのような方であるかをきちんと説明し、
そのLINEのやり取りを見せれば、マネージャーもオーナーシェフにスムーズに説明できるよう、配慮。
このことで関わる全ての方が負担にならないよう、心配がないよう、指差し確認です。
頼られるひとにも、頼るひとにも自然と配慮が行き届くことで、
〝持ちつも持たれつ〟のスマートな関係が生まれるのです。
これは、仕事でもプライベートでも一人では生きていくことのできない以上、大切なことです。
なので、部下や子どもたちにも、必ず教えたいことのひとつです。
YOKO’S Diary
グランピング!
東京クラシック・フォレストクラブのグランピングに行ってきました!子供たちも大はしゃぎでとっても楽しかったです。
◉柴田陽子
神奈川県生まれ。大学卒業後は、外食企業に入社し、新規業態開発を担当。
その後、化粧品会社での商品開発やサロン業態開発なども経験し、2004年「柴田陽子事務所」を設立。
ブランディングプロデューサーとして、コーポレートブランディング • 店舗プロデュース • 商品開発など多技に渡るコンサルティング業務を請け負う。
「自分が本当に納得のできる、ものづくりがしたい。」という思いから、理想の洋服作りをはじめ、
2013年秋「BORDERS at BALCONY」を立ち上げる。
2014年セブン&アイ・ホールディングス「グランツリー武蔵小杉」総合プロデューサーを務める他、2015年 東急電鉄「(仮称)代官山東横線上部開発計画」「渋谷ヒカリエ レストランフロア」プロデュース、 2015年ミラノ国際博覧会における日本館レストランプロデュース、パレスホテル東京「7料飲施設」、ローソン「Uchi café Sweets」、ルミネ、日本交通などのブランディングに携わる。また、都内にて飲食店を直営店として経営。
■BORDERS at BALCONY
HP: http://www.bordersatbalcony.com/
Instagram:@bordersatbalcony_official
■シバジム
HP: http://www.shibajimu.biz/
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