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すぐできる!きゅうりレシピ「ねぎ塩じゃばらきゅうり」で暑さ対策

今月のおうち薬膳コラムのテーマは『きゅうりで1品』です。きゅうりは薬膳では梅雨~夏にかけてが一番おすすめの時季。食欲不振や倦怠感などの梅雨の不調が体に起きると、その後やってくる暑い季節に体がより負担を感じやすくなります。夏場に汗で失われやすい水分を補いながら熱を冷ましてくれるので、暑い毎日にぜひおすすめの、きゅうりをたくさん食べられるレシピをご紹介していきます。

 

ねぎ塩じゃばらきゅうり

 

◉調理時間:約8分(塩水に漬ける時間は除く)

 

◉材料(2人分)

・きゅうり 2本
・長ねぎ 1/2本

A
・水 300ml
・塩 小さじ1
B
・レモン汁 大さじ1/2
・顆粒鶏ガラスープの素 小さじ1
・塩 小さじ1

・ごま油 大さじ1
・粗びき黒こしょう 適量

 

◉作り方

①きゅうりは上下を落とし、斜めに細かく切り込みを入れ、裏面も同様に切り込みを入れる(じゃばらきゅうり)。ボウルに入るよう長さを2~3等分にする。ボウルにAを合わせて塩をよくとかし、きゅうりを入れて15分漬ける。長ねぎはみじん切りにする。

②別のボウルにBを合わせてよく混ぜる。長ねぎ、ごま油、粗びき黒こしょうを加えて混ぜる。

③きゅうりの水気を手でよく絞る。1.5センチ幅に切り、食べる直前に2のボウルに和える。

 

◉レシピのポイント

・じゃばらきゅうりは断ち切らないように、包丁の切っ先をまな板につけるように切るとよいです。難しければ、割りばしを割って2本の間にきゅうりをはさみ、切り込みをいれても。割りばしがストッパーとなり断ち切らずに切れます。

 

◉本日のキー食材

・きゅうり…むくみ対策、暑さを冷ます

【きゅうりの薬膳ポイント】

☑むくみ対策(利尿作用で余分な湿気を代謝させる)

☑体液を作る(汗で失われやすい体液を補う)

☑暑さ対策(熱を冷ます、体液を作り乾燥を防ぐ)

◉齋藤菜々子プロフィール
料理家・国際中医薬膳師。IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。著書『基本調味料で作る体にいいスープ』が好評発売中。教室情報はInstagram@nanako.yakuzenにて。

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