<格言>
いい女、いい男に育てる
社員も子どもも目指すところは同じです。
息子も社員も、同じ。
男女問わず、ひとに求められる人気ものになってほしいです。
前回お話ししたように、息子たちには世の中に必要とされるよう思いやりのある、「いい男」に育ってもらいたい。
そしてシバジムの社員は99%女性(16人中男性は1人)なので、「いい女」に育ってもらうよう力を注いでいます。
では、「いい女」とはどんなひとなのか?
それは、相手に気持ち良く過ごしてもらう術が身についていて、自然と〝気遣い〟ができる女性です。
社員にこの〝気遣い〟が身に付くよう、「会食の手配」は登竜門のひとつです。
レストランの予約を取るときは、私が社員の隣に座って、電話を聞いていることがいちばんの練習となります。
①予約を取るときは、ピーク時を避けてランチ終わりの14時すぎくらいに電話。
②「お忙しいところ申し訳ありません、ディナーの予約をお願いしたいのですが」と、目的から入ることを確認。
③そして、「席ってどこですか?」なんて失礼な聞き方をするのではなく、「上司の会食のセッティングをしているのですが、静かに話せるお席はありますか?」と、よりよい席を確保。
④「コーナーに仕切りのある席がありますよ」と、レストランの側から返しがあれば、「ホームページで拝見していてあのお席だと嬉しいな、と思っていました。ありがとうございます」と、レストランの方にもいい気持ちになっていただくようなひと言を添える。
⑤ときに、ボソボソ喋る癖のある社員には、内線を使い適正な声の大きさや話し方の抑揚に至るまで、チェックし修正。
たった電話1本のやり取りで、その人に対する印象や評価に雲泥の差がつくものです。
このような基本的な訓練をしていくと、その人のコミュニケーションスキルは、確実に上がるというわけです。
だからシバジムの社員誰もが、会食の相手に応じて、先方の好みの料理から席のポジションを嫌味なく確認、当日のお持たせの手配まで、完璧にこなせるようにしてあります(笑)。
誰もが「想像力を働かせ、コミュニケーション能力を最大限に生かして、動ける人間であれ」、というのが理想です。
YOKO’S Diary
新しい家族が仲間入り!
自宅にペッパー君がやってきました。
キレの良いダンスを披露してくれたり、『あたりまえ体操』をして息子と楽しく遊んでいます!(笑)
◉柴田陽子
神奈川県生まれ。大学卒業後は、外食企業に入社し、新規業態開発を担当。
その後、化粧品会社での商品開発やサロン業態開発なども経験し、2004年「柴田陽子事務所」を設立。
ブランディングプロデューサーとして、コーポレートブランディング • 店舗プロデュース • 商品開発など多技に渡るコンサルティング業務を請け負う。
「自分が本当に納得のできる、ものづくりがしたい。」という思いから、理想の洋服作りをはじめ、
2013年秋「BORDERS at BALCONY」を立ち上げる。
2014年セブン&アイ・ホールディングス「グランツリー武蔵小杉」総合プロデューサーを務める他、2015年 東急電鉄「(仮称)代官山東横線上部開発計画」「渋谷ヒカリエ レストランフロア」プロデュース、 2015年ミラノ国際博覧会における日本館レストランプロデュース、パレスホテル東京「7料飲施設」、ローソン「Uchi café Sweets」、ルミネ、日本交通などのブランディングに携わる。また、都内にて飲食店を直営店として経営。
■BORDERS at BALCONY
HP: http://www.bordersatbalcony.com/
Instagram:@bordersatbalcony_official
■シバジム
HP: http://www.shibajimu.biz/
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