<格言>
友に「このひとって助けてあげたい」と思わせる
今回は、あるママ友と「人間関係」を育てた例をお話しします。
子どもを通して仲良くなる付き合いは、正直、取り扱い注意ではあります。
でも今の時代、働くママやワンオペ育児(仕事、家事、育児すべてをひとりで回す)も多く、ママ友のヘルプは欠かせないもの。
長男は週に1度、放課後にスイミングスクールに通っていますが、ある日同じ学校のママ友が「働きながらの送り迎えは大変だから、タマちゃん(息子の呼び名)は私が息子と一緒に連れていくよ」と言ってたくれたんです。
働く私は、代わりにお返しできることも見当たらないから、
当然最初は遠慮したのですが、そのママ友が心から私や息子に対して
「何かしてあげたい」と思っている気持ちが伝わってきたので、
思い切ってお任せすることにしたんです。
そして一度頼ると決めたら、徹底して相手のものさしに従うのが私のルール。
「月曜より木曜のプールの方が空いているから、曜日を変えない?」と言われたら、他の習い事の曜日を速攻調整。
「次のスクールは、学校行事の後だから休ませよう」などの提案にもすべて従います。
もちろん感謝の気持ちを伝える機会も大切です。
私ができて、彼女に喜んでもらえることは、仕事がら予約が取れにくいレストランを押さえられること。なので、年に一度、ご招待して日頃のお礼を伝えています。
「このひとって、助けてあげたい」と思わせるのも
人間関係を育てる上で、実は大切な要素。
そのためには虚勢を張らないことです。
弱くて迷いの中で生きている人間だ、
ということを思い切って見せちゃうんです(笑)。
「陽子ちゃんが困ってるから!」と友人は張り切ってくれ、
こちらもどんなお返しをしたら彼女は喜んでくれるだろうか、と張り切る。
こんな感じで育つ人間関係もあるんです。
おかげさまで、この冬もインフルエンザで学級閉鎖になったとき数人のママ友から「あずかるよ」と連絡をいただきました。
人が手を差し伸べてくれたとき、「悪いから」、と拒むことでは何も生まれません。
思い切って、飛び込んでみましょう。
YOKO’S Diary
ニセコでスキーを満喫
息子の春休みもあって、ニセコへスキーをしに行ってきました!富士山に形がそっくりな蝦夷富士こと、羊蹄山をバックに記念撮影。お天気にも恵まれ、とっても気持ちよかったです。
◉柴田陽子
神奈川県生まれ。大学卒業後は、外食企業に入社し、新規業態開発を担当。
その後、化粧品会社での商品開発やサロン業態開発なども経験し、2004年「柴田陽子事務所」を設立。
ブランディングプロデューサーとして、コーポレートブランディング • 店舗プロデュース • 商品開発など多技に渡るコンサルティング業務を請け負う。
「自分が本当に納得のできる、ものづくりがしたい。」という思いから、理想の洋服作りをはじめ、
2013年秋「BORDERS at BALCONY」を立ち上げる。
2014年セブン&アイ・ホールディングス「グランツリー武蔵小杉」総合プロデューサーを務める他、2015年 東急電鉄「(仮称)代官山東横線上部開発計画」「渋谷ヒカリエ レストランフロア」プロデュース、 2015年ミラノ国際博覧会における日本館レストランプロデュース、パレスホテル東京「7料飲施設」、ローソン「Uchi café Sweets」、ルミネ、日本交通などのブランディングに携わる。また、都内にて飲食店を直営店として経営。
■BORDERS at BALCONY
HP: http://www.bordersatbalcony.com/
Instagram:@bordersatbalcony_official
■シバジム
HP: http://www.shibajimu.biz/
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