≪格言≫
育てる=今よりよくなって欲しいこと
ひとを育てるということよりも、自分が成長することで、いっぱいいっぱいな私に「育て力」というテーマをいただいてしまいました。
ひとを育てるということでいえば、子ども、夫、部下を育てるのはもちろん、仕事柄、企業の社長さまからは、プロジェクトチームのメンバーを育てながらメンバーの力もつけて欲しいというご依頼もあります。
「育てるということ=今よりよくなって欲しい」ということ。
育った末のゴールは、世の中で味方が多い、たくさんのひとに必要とされる、社会で役に立つ、というひとです。
そのためにはどういうスキルが必要か?
例えば子どもの場合。お友達が多くてみんなからの人気者で、目標に向かっていつもキラキラした力強い歩みをしていけるにはどうすればよいか?
部下においては、自分の仕事を通じて世の中で役に立つひとになる、男として女として魅力的なひととして評価される、そのためにはどうすればよいか?
自分自身もこの連載を通じて、「育てる」ということを、いま一度じっくりと掘り下げていけたらと思いつつ、わたしなりの経験をお話ししますね。
まず、すべての大前提に、私自身がこの人のおかげで成長したというひとを思い浮かべると、その方本人が謙虚で、成長過程だという意識のある人、自分は不完全であるという意識のある方です。
つまり、「ひとを育てるには、自分自身が謙虚な姿勢で成長を続けていかなければ、説得力がない」と365日思っています。
でも思っているだけでは、日々の行動になかなか結びつかないので、年に1回、この20年間ほど、年末年始に年間の目標を立てています。
その目標を達成すれば、1年後の自分が確実に成長できている、という仕組み(笑)。具体的な私の目標については、次回からお話ししていきますね。
YOKO’S Diary
去年の6月我が家にきたポメラニアンとマルチーズのミックス犬、モクちゃん!
雲のようなふわふわな毛が特徴(だからモクという名前にしました)で、とっても可愛いんです。家族みんなで大切に育てていきたいと思います。
◉柴田陽子 Profile
神奈川県生まれ。大学卒業後は、外食企業に入社し、新規業態開発を担当。
その後、化粧品会社での商品開発やサロン業態開発なども経験し、2004年「柴田陽子事務所」を設立。
ブランディングプロデューサーとして、コーポレートブランディング • 店舗プロデュース • 商品開発など多技に渡るコンサルティング業務を請け負う。
「自分が本当に納得のできる、ものづくりがしたい。」という思いから、理想の洋服作りをはじめ、
2013年秋「BORDERS at BALCONY」を立ち上げる。
2014年セブン&アイ・ホールディングス「グランツリー武蔵小杉」総合プロデューサーを務める他、2015年 東急電鉄「(仮称)代官山東横線上部開発計画」「渋谷ヒカリエ レストランフロア」プロデュース、 2015年ミラノ国際博覧会における日本館レストランプロデュース、パレスホテル東京「7料飲施設」、ローソン「Uchi café Sweets」、ルミネ、日本交通などのブランディングに携わる。また、都内にて飲食店を直営店として経営。
■BORDERS at BALCONY
HP: http://www.bordersatbalcony.com/
Instagram:@bordersatbalcony_official
■シバジム
HP: http://www.shibajimu.biz/
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プロフィール写真撮影/ 髙橋智英 取材・文/龍淵絵美
イラスト/Luis Mendo(BUILDING)