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子どもの「見る力」が育つ!おもしろ数字探しゲーム

ママやパパが子どもと一緒に楽しめるおうち遊びを毎週金曜日にご紹介している「VERYこども遊び研究所」
今回は、井出武尊さんによる、子どもの「見る力」を鍛える遊び。たくさんの文字のなかから素早く数字探し…大人も脳のトレーニングになりそうです!

 

 

「見る力を鍛える、素早く数字探し!」

外出先での食事の時間など、じっとしていられない子どもについスマホを渡して遊んでいてもらう、という経験ありませんか? 僕には少なからずあります。

仕方のないことですが、気になることもあります。その一つが「目」のこと。小さい画面をじっと眺めていると、たくさん目を酷使しているにも関わらず、眼球を動かすということはあまりしていません。

サッカーをしているとします。自分がボールをキープしていると、パスを渡せる味方を、広いフィールドで探すのですが、その際には目を上下左右にたくさん動かします。スポーツに限らず、例えば危険回避、本を読む、大人になってからの車の運転など、眼球運動に支えられる行為というのは少なくありません。

今日ご紹介する遊びはとっても簡単で、楽しいミニゲームのようなものです。そして遊んでいるうちに、目を動かす運動につながるもの。まずはやってみましょう!詳細はこの後に続けます。

 

 

用意するのは紙と鉛筆。それだけです。
ここでは色画用紙を使いましたが、白いコピー用紙で構いません。サイズはA4〜A3くらい。大きいほどに効果的です。

 

 

1〜10までの数字をランダムに書きます。親子でやるのであれば、子どもには見せずに書きましょう。準備はたったこれだけ。
子どもはパッとみてできるだけ早くに1〜10までを探し、順番に指で指していきます。これが基本の遊び方。簡単にできるようであれば20までを探す遊びにするなど、数を増やすと良いと思います。小学生なら50くらいまでいけちゃうかも。

 

 

親子でタイムアタックをしても楽しいです。ルールがシンプルなのでとても盛り上がりますし、大人が早く見つけられるとは限りません。

わかるようであれば、「頭は動かさずにやってみて」と目を動かすことに集中してもいいかもしれません。

これはトレーニングではなく遊びです。ですので、楽しい発展系も考えてみました。基本の遊びができたら少しづつステップアップ。そして思いつくままにご家庭でアレンジをして楽しんでみてください。

 

<アレンジ① じゃまする平仮名>

1〜10までの数字を順番に探すという遊び方は一緒ですが、じゃまな平仮名がランダムに書かれています。惑わされずに数字を探すことができるかな?

 

 

<アレンジ② ドットの数探し>

数字ではなく、増えるドットを順番に探す遊びです。これなら数字のわからない子どもでもできますから、3歳くらいから遊べそうです。でも一見しただけでは何個ドットが集まっているのか分かりづらいところもあり、逆に難しいかもしれませんね。

 

 

<アレンジ③ 平仮名探し>

ランダムに書かれた平仮名から「自分の名前」を探してみよう!文字が読める子どもであれば、クイズにしても楽しいです。「この中からお野菜を探せ!」という感じで出題して野菜の名前を探してもらうなど。大人でも難しくなってきました。

 

 

<アレンジ④ 仲間はずれはどこだ?>

たくさんのハートの中に、3つだけ「リンゴ」が混ざっています。どこにあるか探してみよう!向きや大きさが色々ですから、数字を探す遊びとは異なる難しさ、楽しさがあるのがこのアレンジです。よく観察することにもつながります。出題するときのポイントは色や形が似ているものを描くこと。「ハート」と「リンゴ」、「バナナ」と「黄色い靴下」、「月」と「太陽」などなど。

 

 

ものを見る力というのは、身体測定で計測する視力だけではありません。動体視力や今回話題にした眼球運動もその一つです。特に都市部で生活していると、遠くを見たり動くものを見るという経験も少なくなりがちです。遊びながらたくさんの経験ができるといいですよね。親子で思つくままにアレンジをして楽しんでみてください。

 

遊んでみた様子を、ぜひ#takeruide  #VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてくださいね!

\教えてくれたのは/

◉井出武尊さん Takeru IDE
2004年東京藝術大学先端芸術表現科卒業。子どもと遊びの企業にて多数のプロジェクトに携わり、15年以上にわたって子どもの遊具や遊び場のデザインを手がける。幼少期における表現活動の重要性を感じており、遊びのプログラムの開発、ノウハウの提供、情報発信などに幅広く従事。子どもの表現教育のためのミュージアム設立が目標。2021年1月現在、5歳の娘と毎日遊ぶ様子がSNSを通じてママたちの関心を集めている。Instagram:@takeru_ide

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