東日本大震災からもうすぐ10年という2月、
津波は?原発は?
香港からNHKの地震速報を見守りながら、10年前の記憶が鮮明
当時はNHK「ニュースウォッチ9」のキャスターとして、
放送中「
翌日には福島第一原発が爆発し、事態はさらに深刻に。
不安をあおり過ぎて人々がパニックを起こさないよう冷静に、
今思い返しても当時の緊張感がよみがえり手に汗がにじみます。
あれから10年。
実は私の結婚もまもなく10年を迎えます。
東日本大震災の9日後が挙式予定でしたが、
母が癌で余命僅かだったので、
その後、4人の子どもに恵まれ、生活を香港に移し、
長男はもうすぐ9歳、末っ子の次女は2月に4歳になり、
子育ては試行錯誤の連続で思い通りにいかない日々も多く、
10年後、長男は19歳。
大きくなったら何をしたい?
長男は「サッカー、テニス、ラグビープレーヤー」
7歳の長女は「おじいちゃんのようなアーティスト(絵を描く)。
5歳の次男は「ロッククライミングのスーパープロ」岩山や、
4歳の娘は「ドレスを着たアリエル(人魚姫)」
夢は広がって将来が楽しみです。
余命宣告を受けても、治療薬が開発されると信じ、
「退院できたらやりたいことがいっぱいある。孫の世話もしたい。
亡くなる1週間前まで、おしゃれをして病院から外出し、
毎週のように家族のホームパーティーに参加し、
身体が辛くても最期まで明るい笑顔を見せられたのは、
皆さん、
10年後どんなふうになっていたいですか?
環境が変わって、あきらめなければならないこともあります。
小さくても夢や目標があると、それがモチベーションになって、
そうした一歩一歩を積み重ねていくことで、
これからの人生が味わい深くなりますように。
追伸
香港では1日の新型コロナ感染者が10人前後に落ち着き、
2ヶ月ぶりにスポーツが再開されました。
初夏のような爽やかな快晴に恵まれ、
「Dream & Hope」(長男が描いた夢と希望)
両手いっぱいに、富士山スキー、親友、好きなもの、
真ん中のサッカーボールには、テニス、ラグビー、