職場にはさまざまな年齢・考え方の人がいるこもあって“イラッ”とすることもしばしば。そんな時、相手を傷つけず言いたいことが伝えられたらストレスも軽減! そこで、愛のあるツッコミで話題のぺこぱ松陰寺太勇さんに傷つけない返し方を教えてもらいました。
シーン1.後輩へ
これまでに何度も遅刻し、再三注意したのにまた打ち合わせ時間に遅刻した時――。
私:「いくらなんでも遅刻しすぎじゃない?遊びじゃないんだから時間を守って!」
↓ ぺこぱ流先輩なら
「い〜や、もう君は6月の晴天だ。期待しない」
松陰寺さんからのアドバイス
期待をするから損をする、裏切られる。もう期待しないほうがいい。
シーン2.上司へ
何度も同じことを聞いてきて仕事の邪魔!
私:「さっきも言いましたよ。メールで送りましょうか?」
↓ ぺこぱ流部下なら
「い〜や、さっき言っただろ!」って期待する自分が悪いのかもしれない。
松陰寺さんからの一言
求めるから裏切られるのなら、もう求めない。
シーン3.同僚に
時短勤務で働く私。決めた時間に帰らなければ、子どものお迎えに間に合わず。同僚の忙しさを横目に退社する私に「いいよね、時短で働けて」といやみ。私だってフルで働きたいのに!
私:「すみません・・・お先に失礼します」
↓ ぺこぱ流に言い返すなら
「い〜や、会社に貢献できるあなたが羨ましくて仕方がない」
松陰寺さんからの一言
自分の事情を語るには限界があります。相手の怒りの矛先を褒めの矛先に変えることはそんなに難しくありませんよ。
職場で思ったことを口にしてしまうと、仕事に差しさわりがあるかも・・・と本音は心の中にしまいがち。職場環境のストレスは最小限で仕事に集中したいものです。そんな時は松陰寺さんになりきって言ってみる(思いっきり心の中で言ってみる)と相手を傷つけずにスッキリするかもしれませんね。
ぺこぱ(右・松陰寺太勇さん)
1983年山口県生まれ。ボケのシュウペイさん(左)とのコンビ「ぺこぱ」のツッコミ担当。ボケに対してツッコマないツッコミが“人のせいにしない”“人を傷つけない”と話題に。2019年 M-1グランプリ ファイナリスト3位、同年結婚。最近はCMでお父さん役にも。2020年11月から初の冠番組もスタート。