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2020年7月7日発売

890円(税込)

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「色や形を探して集めよう!」VERYこども遊び研究所 Vol.11

子どもを外で思い切り遊ばせるにはまだ不安があるし、天気も不安定な今の時期は、“おうち遊び”でなんとか楽しませてあげたい。そんなママやパパを応援するおうち遊びのアイデアを、毎週ご紹介している「VERYこども遊び研究所」
今週は、井出武尊さん考案のパパ遊び。おうちにあるもので“借りもの競走”? 遊び方は、説明よりも見たら簡単!なので、ぜひ動画もチェックしてみてくださいね。

 

 

<今週のパパ遊び> 

「色や形を探して集めよう!」

 

家の中をいつもとは違った視点で見るための、ちょっとした装置を作った。それがこの「色のカード」。

 

 

今日はこのカードを使ってちょっとしたゲームをしよう。ルールは簡単。カードを引いて出た色のものを、家の中から探して持ってくるだけ。勝ち負けを競うのではなく、とにかく集めることにフォーカスしてやってみる。言葉に興味を持つ2歳半くらいから小学校低学年くらいまで一緒に楽しく遊べる、やさしいゲームです。

 

実際に遊んでいる様子を短い動画にしたので、これを見るとやり方は一目瞭然。そして子どもの盛り上がりっぷりにも注目してみてください。

 

別に、カードは作らなくても構いません。親子で交互に色の名前を言って、それを探しに行くのでもいい。あえて同じ色を続けて言ったりするのも楽しい。


ある程度色のものが集まってくると、見慣れたものがなんとも綺麗に感じるから不思議。おもちゃなどは、普段なら大人にとってはちょっとうるさいような色使いなのに。

 

 

これは分類の力。同じ種類のものがたくさん集まると、ある種の規則が感じられるから、そこに美しさを見い出すことができる。ゴミだって徹底的に細かく分類していくとゴミではなくなったりする。

 

普段なら「青」「赤」「黄」とひとくくりにしている色も、集めてみると違いが見えてくる。同じ青でも薄い青や濃い青、赤っぽい青や黒よりの青などさまざまな「青」があることに気づく。

 

そんなことを話しながら遊ぶことで、ものを観察する力も身についてくると思う。

 

さて、ここからはちょっと難易度を上げるアレンジ。今度は色ではなくて「形」を集めるゲームに挑戦。カードの種類はこんな感じ。

 

毎日生活をしている家なのに、探してみると案外見つからなかったり、思いもよらないものがそれに見えたりと、新鮮な発見がある。

 

 

 

「長いもの」などは、僕と娘との間でも解釈が異なる。娘の持ってきた長いものは、小さなレゴを“長く”つなげたもの。部屋中を見渡せば決して長いものではないけれど、これも立派な正解。むしろ僕の方が「なるほど、そういう考えもあったか!」とハッとさせられた。

 

最後は色のカードと形のカードを組み合わせて遊ぶ。かなり難しくなってきた。例えば下の写真の組み合わせならば、「みどり色の」「丸いもの」という具合だ。

 

さぁやろう!ということで最初の組み合わせが「青い」「大きなもの」だったのだけど、娘がいきなりすごいの持ってきた。おそらく我が家にある一番大きな青いもの。自分が乗ってきましたよ。やるな4歳!

 

 

年齢に応じて、カードの中身や組み合わせ方を変えれば幅広く遊べます。2歳くらいの子どもならば、具体的な単語でやっても楽しいです。「スプーン!」と言ってスプーンを親子で一緒に探しに行くような感じ。語彙の獲得にもつながる。5〜6歳くらいならば、集めてくるスピードや、制限時間内に何個集められるかを競うのも楽しい。とっても白熱します。ただし、家の中を走り回って怪我をしないようにご注意を。

 

この遊び、本当に面白くてたまにやるのだけど、正直に言うと後片づけが大変なんだよなぁ。。ついでに整理するくらいの気持ちでぜひやってみてください!

 

 

遊んでみた作品は、ぜひ#takeruide  #VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてくださいね!

\教えてくれたのは/

◉井出武尊さん Takeru IDE
2004年東京藝術大学先端芸術表現科卒業。子どもと遊びの企業にて多数のプロジェクトに携わり、15年以上にわたって子どもの遊具や遊び場のデザインを手がける。幼少期における表現活動の重要性を感じており、学校教育以外の選択肢を構築するべく広く活動中。2020年4月現在、4歳3ヶ月の“姫”と毎日遊ぶ様子がSNSを通じてママたちの関心を集めている。Instagram:@takeru_ide

写真・文/井出武尊

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