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VERY August 2020

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August 2020

2020年7月7日発売

890円(税込)

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「綿棒をつなげて大作をつくろう!」VERYこども遊び研究所 Vol.9

子どもを外で思い切り遊ばせるにはまだ不安があるし、梅雨入りして天気も不安定な今の時期は、“おうち遊び”でなんとか楽しませてあげたい。そんなママやパパを応援するおうち遊びのアイデアを、毎週ご紹介しいてる「VERYこども遊び研究所」
今週は、井出武尊さん考案のパパ遊び。綿棒が、まさかの知育オモチャに変身します!

 

 

<今週のパパ遊び> 

「綿棒をつなげて大作をつくろう!」

 

“スパゲッティ・カンチレバー”というワークショップの手法がある。工学系の大学生向けに行われたりするもので、カンチレバーとは「方持ち梁(かたもちばり)」のこと。一端のみを固定した構造体を指す、建築分野などでよく使われる言葉。

 

このワークショップでは、乾燥スパゲッティを紐や接着剤でつなげて、机の端からどれだけ遠くまで伸ばせるかをチームで競う。やってみるとわかることなのだけど、頭で考えるよりも、手を動かして色々と試してみた方が良い結果を招くということを教えてくれる。

 

 

このワークショプ、アレンジしたら子どもの遊びにぴったりだなぁと長年(?)思っていて、ついに良い素材を見つけた。それが綿棒。

 

今日は綿棒を使って遊ぼう。梅雨入りもしたし、家でじっくり取り組むのもいいかも。

 

使うのは、綿棒と、テープやボンドなどの接着剤。4歳の娘ならマスキングテープが扱いやすい。小学生くらいなら、ホットボンドを使うとより細かな造形を楽しめると思う。
※ホットボンドは火傷の恐れがあるので、大人と一緒に使ってください。

 

 

やることはほんとに簡単。複数本の綿棒をどんどんつなげて構造物をつくっていく。マスキングテープは柔軟性もあるので、曲げてつなげるのも容易にできる。
試しに立方体を作ってみる。

 

 

4歳の娘も最初だけ手伝ったけど、あとは一人でやれる様子。難しいところだけ「パパ手伝ってー」と声がかかる。

 

 

あとはもう思いのままにどんどん綿棒をつなげよう!という感じなのだけど、娘は「屋根が欲しい」ということでまずは小屋を完成させた。

 

 

さらに綿棒をつなげていく。やっているうちに上手につなげるコツも掴んでくる。

 

 

娘はたくさんの綿棒を束ねて、面をつくっている。壁なのかな?これもまたアイデア。後ろに控えるはこの小屋の住人なのだろう。きっと…。

 

 

ある程度大きくなってきた。左が娘によるもの。束ねた綿棒の壁に小さく切った紙片も貼って何やら洒落ている。

 

 

これは黙々と集中して制作するのがとても楽しい。綿棒は同じサイズで、たくさん揃うので、こういった工作にはおすすめ。軽くて強度もバッチリ。

 

さて、自分の身長よりも大きくなるまでやってみようか!などと言っているところで、娘のごっこ遊びに吸収されて強制終了。まぁでも遊びだから楽しければいいか、ということで色紙で床やらドアやら作ってみると案外いい感じ。

 

 

また気が向いた時に、新しく綿棒をつなげて形を変えたり、大きくすることもできるので、雨が続くこの季節にはなかなかおすすめ。綿棒は安くてたくさん手に入るし、何より手に入れやすい。

 

娘のように他の遊具と組み合わせて、ごっこ遊びなどを楽しんでもいいし、構造そのものを楽しむことだってできる。僕は、娘の身長より高くすることができないかと考えている。さらに、色を塗ったりしてオブジェにして飾るのも素敵だと思う。

 

テグスのようなもので天井から吊るせば、風にたゆたうモビールにもなる。子どもの今の関心に合わせて遊ぶのがおすすめ。

 

 

遊んでみた作品は、ぜひ#takeruide  #VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてくださいね!

\教えてくれたのは/

◉井出武尊さん Takeru IDE
2004年東京藝術大学先端芸術表現科卒業。子どもと遊びの企業にて多数のプロジェクトに携わり、15年以上にわたって子どもの遊具や遊び場のデザインを手がける。幼少期における表現活動の重要性を感じており、学校教育以外の選択肢を構築するべく広く活動中。2020年4月現在、4歳3ヶ月の“姫”と毎日遊ぶ様子がSNSを通じてママたちの関心を集めている。Instagram:@takeru_ide

写真・文/井出武尊

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