ビデオ通話や会議で嫌というほど自分の顔を見る時間が増え、「自覚していた以上に、顔がたるんでいる!」「在宅太りもあいまって、もう直視できないレベル」、「リモートワーク明け、ビデオフィルターの補正が取れた自分が怖すぎる」などの悲鳴をたくさん聞きます。
そこでモデルたちの小顔の駆け込み寺といえば、真っ先に名前の上がる質実剛健な「さつま骨格矯正」へ。いくつもの小顔メソッドの中から、この切実な悩みに効き、〝ながら〟でできる、そして短時間(2分)の、ママたち向け小顔エクササイズにまとめてもらいました。大事なのは
「舌の筋肉運動と、周囲をほぐすこと」。
先生曰く、早い人で3〜4日で効果が見えるそう。キッチンで立ち仕事をしながらでもできるものを教えていただいたので、今から始めて、ノーフィルターでも自信が持てるフェイスラインを目指したいですよね。
動画で教えていただきました!
動画の4ステップの解説です!
(すべて各30秒)
STEP1 姿勢体操
〝体と顔はつながっている〟
小顔というと、顔ばかりをやってしまいがちですが、体は一つの筋膜でつながっているので、ほぐしておいたほうが断然効果が上がります。
「腕を後ろに回し、利き腕で反対の手首を掴む。顎を上げて、腕を後ろに引っ張る。足首から肩甲骨を真っすぐに意識して」
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STEP2 舌体操
〝顎についている唯一の筋肉=舌を鍛える〟
舌のエクササイズで筋力を鍛えることを続けることで、顎まわりが引き締まります。3〜4日続けるだけでも目に見えて効果を感じるはず。
「顎を上げ、まずまっすぐ舌を出してから、鼻先の方に上げていきます」
STEP3 エラのマッサージ
〝凝り固まったエラは小顔の妨げに〟
ストレスを感じると無意識のうちに歯をくいしばることが多く、そのせいで顎の筋肉も凝り固まっています。顎の筋肉の繊維をマッサージによりほぐすことで血流が良くなり肩こりも解消。
「二本指で、エラ付近の筋肉を縦横にマッサージしながら、外側から内側に指をスライドしていきます」
STEP4 あご下のマッサージ
〝一番のたるみの元に刺激を〟
顎の下にある広顎筋、これが一番のたるむ場所。普段触れる機会が少ないことが原因なんだそうです。指のマッサージで刺激を与えることによりリフトアップ効果に。唾液の分泌もよくなりアンチエイジング効果も。
「エラの下から、顎の下に向けて、骨の内側に親指をいれてほぐしていきます」
スタッフも早速初めて見たところ、一見簡単ですが30秒続けるのが意外ときつく、最初は長く感じられます。
でもタイマー使ってきちんと30秒、毎日続けると少なくとも1週間、早い人であれば3〜4日で、顎まわりの変化に気づくということで、続けられそうです!
4つのステップを一度にできなくても、やり続けることの方が大事ですが、やっぱり一連を通してやる方が効果があるそうです。
ビフォー写真を撮っておいてから始めると、更に楽しくできそうですね。
ぜひトライしてみてください!
◉薩摩宗治 先生
柔道整復師
さつま骨格矯鍼灸整骨院・総院長
矯正術とセルフケア、ゆがみ予防の重要性を説いた「さつま式メソッド」を提唱。顎のゆがみをはじめ、治らないないと諦めていた数々の顔や体の悩みに大きな成果をあげ、その技術の高さにモデル・女優他多くの著名人から厚い支持を集めている。現在、骨格矯正と歯列矯正との関係性を強く感じ、歯科医師を目指して歯学部に在学中。
Instagram@satsuma.facial.design
著書『顔面筋革命』(講談社の実用BOOK)
取材・文/鍋嶋まどか