追いたいトレンドと逃げられない子どもの行事。“季節のかっこう”をブラッシュアップするには、メイクの力が必要不可欠。そのバランスを探るべく、コスメ溺愛ライターの遠藤彩乃さんが担当編集と誌上タッチアップ会を開催！今回は透けるファジーなコンシーラーを提案。

難は「隠す」から「ぼかす」へ。
透けるファジーなコンシーラー
って斬新！

遠藤　今日ここで白状します……。こんな連載をさせていただいておきながら私、コンシーラー恐怖症でした（涙）。
編集　私は下地＋コンシーラーで過ごすこともあるんですが、気になる部分を隠そうとすればするほど厚ぼったさが出て「ここ、隠してま〜す」と悪目立ち感が出ちゃうのが気になって。
遠藤　かといってぼかしすぎてもカバーできないし、物によってはどんどん伸びて結局ファンデーションの面積くらい塗り伸ばしちゃうこともあったり。が、しかし！最近発表会でこれは……というコンシーラーに立て続けに出合ったんです。新時代到来かも。なにせ隠す気があんまりないんです。
編集　えぇ〜 何それゆるキャラみたい（笑）！脱力系ですね。
遠藤　そうなんです。つい身構えたり塗りすぎてしまう不器用な私たちに革命が。shaishaishaiのものは、アイクリームに色がついた感じ。瑞々しいテクスチャですが意外にも伸びの限界を知っていて目周り360°にピタッとステイします。シミとクマのカバー力という観点で言えば50％いかないかも。でも引いてみると肌がツルッと整い気になっていたモヤモヤがうまくカモフラージュされているんです。ゆるいけどシゴでき！
編集　ほんとだ！スキンケア効果のあるものって伸びが良すぎる印象ですが、これはフィルムみたいに密着しますね。
遠藤　エクシアのは、なんとシワに特化したコンシーラー。現状シミよりもおでこの表情ジワが気になる私がまさに求めていたもの。シワを引き伸ばすポリマーが膜のようにフィットしつつ、光で飛ばしてくれるんです。
編集　トーンアップ効果もあって目尻や口元にも使えるファジーな感じがいい。お直しアイテムとしても優秀！
遠藤　スウェットにこんな軽やかな肌でフワフワお出かけしたいなぁ〜。
編集　あ、その前に入稿をお願いしますね。
遠藤　現実はビビッド＆ハードでした！

撮影／西原秀岳〈TENT〉　取材・文／遠藤彩乃　編集／太田彩子
＊VERY2025年11月号「子育てママのリスタート美容」より。
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