追いたいトレンドと逃げられない子どもの行事。“季節のかっこう”をブラッシュアップするには、メイクの力が必要不可欠。そのバランスを探るべく、コスメ溺愛ライター・遠藤彩乃さんが担当編集と誌上タッチアップ会を開催。今回は、この秋注目の“ピンクコスメ”をご紹介!
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ピンクコスメって、高揚感♥
モードに振るならメゾンブランド一択!

モノクローム ウェイトレス リップカラー(スムース ナイロン)P161 ¥7,260(プラダ ビューティ)

レ キャトル オンブル ブトン 209 ¥11,880※8月22日限定発売(シャネル)
遠藤 この秋も限定&新作コスメが豊作ですね!予算配分を悩んじゃいます。特に本来春に渋滞しがちなピンクが多い印象。昨今のメイクトレンド“多幸感”もその一端を担っていそう。
編集 いくつか出る限定色の中でも、いつも無難な色を選んでしまう私、今季こそ気分優先でチョイスした刹那的カラーを楽しみたいなぁ…。
遠藤 ベーシックカラーこそ限定、って考え方もアリですけどね!ベージュとか、気にしていないと一生同じものを使っちゃいそう(笑)。ピンクはトーンを選べば肌馴染みもいいし、血色感を足してヘルシーに見えるから、実質ベージュってことで手に取ってみることをおすすめします。太田さんが悲鳴をあげていたのがこのシャネルですね。
編集 今回の限定シャドウは4種類あって、ガブリエル シャネルの愛したボタンからインスピレーションを受けているそうで。安パイのベージュ系を差し置いて、今挑戦したいのはこのピンクグラデーション。服は年中モノトーンばかりなんですが、だからこそメイクで変化をつけたいなぁと。
遠藤 想像よりも薄づき!オーガンジーみたいにふんわり色がのり二度塗りくらいまで肌の色が透けるから、カラーメイク初心者でも失敗知らずですね。
編集 プラダの新作リップは4色全部ピンク系ですよね。推しはあります?
遠藤 私が選ぶならこのコーラルかなぁ。パッと顔色が明るく見えるんだけど、程よくマットで余韻も纏えます。メゾンブランドのコスメって、ビジュでアガるっていうのと、まず服ありきで作られていてトレンドとの親和性がすごく高いから今っぽさに全幅の信頼を置いて色を楽しめるというのもありがたいですね。この二つでメイクしてみて、ピンクオンピンクでやりすぎかと思いきや、すごく可愛かったんです。これにトムフォードのクッションファンデでちょいマット肌で決まりです。
編集 よっ!いいとこどりの伊勢丹顔!
VERY美容ライター
遠藤彩乃
出版社にファッション誌編集者として勤務。ファッションに軸足を置きつつコスメ好きが高じてVERYでは美容の記事も担当。服好きのための美容最適解を探求する41歳、8歳女児の母。
撮影/西原秀岳〈TENT〉 取材・文/遠藤彩乃 編集/太田彩子
*VERY2025年9月号「子育てママのリスタート美容」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合や商品の販売が終了している場合ございます。