ヘルシー代表のVERYモデル・青木裕子さんが美容医療に興味がある、という噂を聞きつけ、「VERYと美容医療始めてみませんか?」という声掛けで決まった不定期連載がSTART!青木さんが体当たりで美容医療の門をくぐります!
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通うクリニックに、受ける施術…
「何を頼りに
絞り込んだらいいですか?」
美容医療を始めようと思っているのですが、まずは行くクリニックを決めなくちゃいけないし、何をするかも考えなくちゃ!先生、どうしたらいいですか?
ブラウス¥37,400(ヒューエルミュージアム/ヒューエルミュージアム GINZA SIX店)インナー¥6,600(ノーク)ピアス¥66,000(ジョージ ジェンセン/ジョージ ジェンセン ジャパン)
❝クリニックに行くその前に
心得ておくべきイロハがある!❞
青木 集合写真で映えるためには、何をするのがいいですか?
友利 集合写真というと引きでの印象がポイントなので、全体的なトーンアップが必要です。まずはターンオーバーの乱れを整えるピーリングや導入を。物足りないなら、機械系。
青木 機械の種類が多すぎて、何を選べばいいのやらという(笑)。
友利 いわゆる美白系の機械は大きく分けて2種類あって、光治療器は全体的に当てるもの(ダウンタイムなし)、レーザーはピンポイントでしっかり当てるもの(ダウンタイムあり)に分かれます。くすみなのか、透明感なのか、どこのシミなのか…、何を狙いたいのかによって、選ぶ機械も変わってくるし、そこは医者じゃないとわからないもの。「◎◎がやりたい!」と指定せず、どの悩みをクリアにしたいのかを明確に。
青木 同じような機械を使った施術でも、クリニックによって値段が全然違うことがあるのも不思議なんです。
友利 機械はどこに何を当てるのかで変わります。例えばたるみ系だと、HIFU系は筋膜を点状に焼いて縮ませるイメージ、RF系はレンジみたいに真皮の深い部分に熱を加えて引き締めていくイメージ。名前は違えど、ここから派生しているものがほとんど。とはいえ、新しいもの&高いものがいいとは限らないんです。美容医療で何より大切なのは継続すること。できれば3カ月に1回、最低でも半年に1回は続けないと無駄になりかねません。
青木 1回やったらおしまい!じゃないなら、お高すぎるものは続けるのは厳しいですね…。
友利 そうなんです。自分なりに年間の予算を組んでおいて、それに合わせたものを選ぶことが大切ですね。
青木 クリニックの選び方でのポイントはありますか?
友利 一番はドクターと美的感覚が同じかどうか。ドクターが男性なら、スタッフの方を見ればわかると思います。
青木 こればかりは行ってみないとわからないものですね(笑)。
友利 そういう意味でも、いくつか行ってみて、かかりつけを決めるのがいいと思います。
青木 まずは口コミベースでいろんな先生に会ってみるのもよさそう。他に、注意点はありますか?
友利 美容医療は魔法ではありません。夢は持ってほしいけど、やっぱり同時にリスクも伴うもの。数年後も「ずっと変わらないね!」でいられる自分がベストだと考えて。
青木 今回の学び、胸に刻みます!
\ 現状を知ることが次の一手に! /
●まずは肌診断で自分を知ろう
クリニックでは、自分では目視できない肌状態を肌診断機でチェックすることも可能。今回は、「re-Beau」を使って診断してもらいました。
右はUV光を当てた写真。隠れたシミや薄いシミが見えてきます。左は赤みを見える化した写真。肌荒れや摩擦などによる炎症や毛細血管の拡張による赤み、将来のシミなどが確認できます。青木さんも目周りのくすみの原因が判明!
◎data
表参道スキンクリニック
表参道院
友利先生をはじめ、経験豊富な医師が多数在籍。住:東京都渋谷区神宮前5-9-13 喜多重ビル4F 診:月・火・木 11:00~20:00、金・土(祝日除く)11:00~19:00、日・祝10:30~18:00 休:水曜日 TEL:0120-334-270 Instagram:omotesando_skinclinic
【今回の学び】
☑︎クリニック選びには“無理なく通い続けられるか”も大切。
☑︎「やりたい施術」と「必要な施術」は違う!
☑︎美容医療は魔法じゃない!夢を持ちすぎないこと。
☑︎気になり始める前にコツコツ続けるのもあり。
迷える美容一年生
青木裕子さん
TBSアナウンサーを務めた後、フリーアナウンサー/モデルとして活動スタート。昨年より改めてVERY専属モデルに。著書に『3歳からの子育て歳時記』(講談社)。
教えてくれたのは
友利 新先生
皮膚科医・内科医。都内2カ所のクリニックに勤務しながら雑誌やテレビなどでも活躍中。公式YouTubeチャンネルは登録者数160万人超え。ママたちからの信頼も厚い。
撮影/nara〈vale.〉 ヘア・メイク/KIKKU〈Chrysanthemum〉(青木さん分)、鈴木京子(友利先生分) スタイリング/東 美穂(青木さん分) 取材・文/矢﨑 彩 編集/太田彩子
*VERY2025年8月号「青木裕子さんの美容医療1年生」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合や商品は販売終了している場合がございます。