服とコスメをこよなく愛するママライター・遠藤彩乃さんが、“時短”と“洒落見え”を軸に導き出したコスメ最適解を紹介。今回はペディキュアに最適なネイルカラーを探ります!
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素足シーンが増える秋こそ
セルフペディキュア!
AYANO’s POINT
☑︎服やサンダル合わせ度外視の塗りたかった色を試せる喜び
☑︎ズボラ派は、オフしやすいラメなし一択で定期的にメンテを
☑︎健やかな爪をキープできるヴィーガン処方で爪も深呼吸
人は見てないかもしれないけど、私は見てる。これ以上の動機が必要でしょうか
子どもの頃、夏休みに田舎のおばあちゃんの家へ泊まりにいくと、集まった親戚のうち一人はいた、なぜか足の爪が青いおじさん。ギョッとして二度見したのも今は昔、残念ながら現在、私の足の親指の爪は性別と世代を超越し、まさにそんな状態です。サンダルで毎日足先が出るから日割りでコスパ〜!という理由をつけて出来心でフットのジェルネイルに手を出してしまった昨夏。オフに行かず自らのターンオーバーに頼ってしまったがために爪に負担がかかり、ちょっとした内出血と表面のガタつきが発生。定期的に通えないならばやはりセルフネイルにしようと自戒したわけですが、最近は夏だけじゃなく素足になる場面が増えていますよね。
見るたびにハゲていく手に比べ、ベースやトップコートを併用してしっかり仕上げれば2〜3週間もってくれるというのもフットネイルのやりがいのある点。ここは頑張りどころなのでは、とズボラを返上して“丁寧な暮らし”を細部に滲ませる作戦を実行中です。いろいろ試してみて、ニュアンスカラーより高発色、マットよりツヤ、心なしか爪が呼吸できているような気がするヴィーガン処方がいいのかも、という足専用セレクトに落ち着きました。特に私の素足タイムである週一ピラティスには、ビビッドカラーや爽やかな白がスポーティな気分にマッチ。ボロボロの爪を恥じ、猫のように足先を丸めていた日々とはもうさようなら。朝イチでレッスンを終わらせ清々しい気持ちで一日を過ごすんだから!とスタジオをあとにした30秒後、二軒隣のマクドに吸い込まれていきましたとさ。
週1でデパコスパト!月のコスメ予算は3万円
ライター 遠藤彩乃
出版社にファッション誌編集者として勤務。出産後VERY STOREのECを経てフリーライターに。本企画のリサーチという名目で買い集めたカラフルなマニキュアの使用感を確認すべく、手足20本の爪すべて違う色で過ごした2024年・夏。この秋こそは、タッチアップをオフして塗り直し、シックなネイルで誕生日を迎えたい乙女座の女。
撮影/西原秀岳〈TENT〉(静物) 取材・文/遠藤彩乃 編集/太田彩子
*VERY2024年10月号「“Automaticコスメ”」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。