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30代40代ママの運動会ヘアアレンジ見本帖。当日朝にもう慌てない!

ニュアンスお団子ヘア

撮影/須藤敬一

もうすぐ運動会。着慣れないカジュアルファッションに身を包み、さて髪型はどうしたらいいのかと立ち止まってしまうママも多いのでは。お弁当作りや家族の身支度、持ち物の準備など当日朝の予定は目白押しだから、迷っているヒマはありません。無難でかぶりがちなキャップ&ポニテだけではない運動会ヘアのヒントをたっぷりお届けします。

運動会ヘアを成功させるために心得ておきたい5つのこと

 

必要なのは崩れにくさ、今っぽさ、そして安全への配慮

崩れ知らずのタイトアレンジ
撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉

動いても走っても、風が吹いても崩れにくい。手直ししなくても1日中キレイをキープできるヘアスタイルが運動会の理想です。ヘアオイルでタイトにまとめるゴムアレンジはキープ力が高いうえトレンド感も出せるので、今っぽくアップデートできます。また、ピンやヘアアクセは競技場に落ちたり子どもに当たったりする心配もあるので、いつものヘアアレンジよりも安全面に配慮する必要があります。

 

アクティブコーデに合わせたシンプルヘアが基本

スウェットに似合うヘア
撮影/須藤敬一

張り切ってヘアアレンジをしても、運動会の雰囲気にそぐわず悪目立ちしてしまっては意味がありません。気合いの入った華美なアレンジではなく、アクティブファッションに合わせたシンプルアレンジが洒落感への近道。ヘアが主役にならないよう引き算が大切です。

 

屋外開催なら帽子込みのヘアスタイルを想定

ハットでUV対策
撮影/宮下昌生〈hannah management〉

たとえ曇りでも、UV対策が必須となる屋外での運動会。後ろで観戦する保護者への配慮などもあり日傘を使うことは難しいから、帽子ありきで当日のコーデを考えましょう。UVカット効果のあるツバつきの高機能ハットやキャップで顔まわりに日陰を作ると安心です。帽子をかぶった時の髪の見え方を事前にチェックし、下ろすのかまとめるのかを決めておくと当日バタバタせずに済みます。

 

親子競技やお手伝いがあるなら、邪魔にならないまとめ髪に

邪魔にならない運動会ヘア
撮影/水野美隆

親子競技に参加したり、準備や運営のお手伝いをしたり。運動会はいつもの行事より機動力を求められることも。ファッションはもちろん、ヘアも「邪魔にならない」ことを優先させましょう。例えば、高めの位置でお団子ヘアにするとすっきりまとまるうえ、寂しい印象になりがちなカジュアルコーデのポイントになります。顔が出すぎるスタイルが苦手ならメガネをかけて顔が見える面積を減らすのもおすすめ。

 

カチューシャがあれば、カジュアルを盛れる

撮影/佐藤航嗣〈UM〉
ショートにも使えるカチューシャ
撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉

体育館などでの開催の場合、帽子を被らずに何もしないヘアスタイルだとカジュアルな印象になりすぎてしまうのではと不安になることも。ショートでもロングでも頼れるのはカチューシャです。タイトにまとめてもカチューシャをつけるだけで可愛く盛れるのはもちろん、落ちてくる髪をブロックしてくれるので機動性も抜群。産後の気になる抜け毛や切れ毛をカバーしてくれる効果も。

 

30代40代ボブヘアママの、運動会スタイル3選

 

ラフなお団子でカジュアルに振り切る

ちょんまげお団子
ちょんまげお団子

撮影/佐藤航嗣〈UM〉

ボブのお手軽ハーフアップといえばお団子ヘア。低い位置で下向きのお団子にすると疲れた印象になりかねないため、高めの位置で上向きにまとめてカジュアルコーデに合うフレッシュなスタイルに。手ぐしでざっくりとまとめ、お団子の毛先は遊ばせてラフに仕上げて。

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ちょいセンターパートで運動会でもキレイめに

ボブのノーブルアレンジ

撮影/金谷章平

短めのボブヘアでも品よくまとめたいきれいめママにおすすめなのが、低めの位置でまとめたスタイル。オイルをなじませた髪をひとつにまとめ、低めの位置でタイトなお団子にすることで崩れにくい仕上がりに。おでこの生え際から2、3cmをセンターパートするとノーブルな印象を高められます。

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後れ毛も可愛いボブのミニポニーテール

 

ボブのミニポニーテール
ボブのミニポニーテール

撮影/古水 良

ポニーテールにしようとすると、長さが足りずにバラバラと髪が落ちてしまうのがボブヘアの悩み。どうにかまとめようと襟足の位置で結ぶと地味になってしまうので、落ちる毛は気にせず好きな位置でポニーテールにし、後れ毛はそのままにしておいても短いボブヘアならサマになります。サイドに落ちる髪が気になる場合は飾りピンで留めてもOK。ピンを落とさないよう常に気を配りましょう。

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30代40代ロングヘアママの、運動会スタイル3選

 

タイトなシンプルポニーは毛先のニュアンスで盛る

タイトなポニーテール
タイトなポニーテール

撮影/三瓶康友

運動会で動き回っても崩れないポニーテールのコツは、タイトにまとめてきつく結ぶこと。結ぶ前にオイルやバームを全体になじませておくとキープ力がアップします。中間〜毛先をアイロンで巻いてニュアンスをプラスするとシンプルポニーでもサマになります。カジュアルになりすぎないのできれいめママにもおすすめ。

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ゆる毛先結びで無理なく運動会仕様に

ゆる毛先結びアレンジ
撮影/須藤敬一

運動会だからといってタイトなアレンジやカジュアルなキャップには抵抗がある。でもロングだからダウンスタイルで参加するのも邪魔で……。悩めるコンサバママにおすすめなのが、ゆるっと毛先だけを結ぶアレンジ。ハットから出る毛先を片サイドに寄せて肩下でゆるく結ぶだけ。動いても邪魔にならず、アレンジした感もないので抵抗なくトライできます。

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アップスタイルが苦手なママはハーフアップで乗り切る

運動会にもハーフアップ
運動会にもハーフアップ

撮影/木村敦〈Ajoite〉

アップスタイルやポニーテールが苦手なママは、無理する必要はありません。動いた時に顔にかかって邪魔になる部分がまとまっていればOK。耳上の髪をハーフアップにして固定し、下ろした髪を前に持ってくればいつもの変わらない雰囲気のまま運動会に参加できます。前髪や顔まわりの毛束を下ろしてフェイスラインをカバーすることも忘れずに。

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30代40代ショートヘアママの、運動会スタイル3選

 

セット力高めのタイト&ウェットヘアで機動力を高める

耳かけタイトショート
耳かけタイトショート

撮影/金谷章平

トレンドのタイトヘアは、セット力の高いスタイルなので運動会に最適。時短でできるのもうれしいポイントです。おでこを出し、サイドの髪を耳にかけて洗練された印象に。表面だけでなく内側やもみあげ、襟足にもスタイリング剤をつけるとしっかりウェット感のあるタイトヘアが完成。UVケアのできるオイルなら紫外線から髪を守ることができます。

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あえてのラフアレンジで毛先を遊ばせるのも手

ショートのハーフアップ
ショートのハーフアップ

撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉

アレンジの必要がなさそうなショートヘアですが、運動会で体を動かしていると顔に髪がかかって邪魔になることも。きれいにまとめるのは難しいので、あえてラフなアレンジにするのがおすすめです。手ぐしでざっくりと耳上の髪を取り、前から見えるよう高い位置でお団子に。後れ毛や前髪など短い毛を遊ばせてカジュアルな雰囲気を楽しんで。

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揺れる毛先がサマになる無造作ヘアに

無造作ショートアレンジ

撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉

長丁場の運動会では、後半になると髪型が崩れがち。それを逆手に取って、無造作にスタイリングするというのもひとつの手。アイロンで毛先がいろいろな方向を向くようにランダムに巻き、動いたり風に吹かれたりしたときに揺れる毛先がサマになるスタイリングに。全体にオイルをつけてツヤ感をキープすることが上質さを失わないポイントです。

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30代40代ママの、運動会帽子ヘア3選

 

耳かけ&大ぶりアクセですっきり華やかに

耳かけ帽子アレンジ
耳かけ帽子アレンジ

撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉

キャップをかぶると顔が暗く見えてしまうから、サイドの髪は耳にかけてすっきり見せるのが正解。顔が明るく見えるだけでなく、ピアスなどのアクセが見えやすくなり、カジュアルコーデにキラッと華やかさを添えられます。大ぶりのアクセで主張するくらいが◎。

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外ハネにするだけでキャップコーデがサマ見え

外ハネ×キャップアレンジ
外ハネ×キャップアレンジ

撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉

キャップをかぶるからといってノースタイリングのまま出かけると、生活感が出てしまう可能性が……。ボブ〜ミディアムヘアは、アイロンで毛先を外ハネにするだけで髪に動きが出てよど行きヘアに昇格できます。肩についてハネてしまった毛先や寝グセもカバーできるので、お弁当作りで時間のない朝にこそおすすめ。

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前髪とサイドのニュアンスで地味見え回避

ショートのバング出しキャップアレンジ
ショートのバング出しキャップアレンジ

撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉

ショートヘアにキャップを合わせると、髪の毛がすべて隠れて少年のような雰囲気になってしまう……。そんなときは前髪を下ろしてキャップから毛先を覗かせて大人っぽさを意識してみて。サイドの髪はすべてを耳にかけず、ニュアンスを残しておきます。オイルやバームなどで全体をウェットにしておくと動いても落ちてくることがありません。

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30代40代読者の運動会おしゃれヘアアレンジSNAP

 

コンサバママはやさしいピンクキャップで上品に

キャップでポニテアレンジ
キャップでポニテアレンジ

コンサバママがキャップにチャレンジするなら、ピンク色がおすすめ。モノトーンコーデの差し色として使えるうえ、肌なじみがいいので派手になりすぎず、血色よく見せてくれます。キャップと好相性なポニーテールは、結ぶ前にアイロンで毛先を内巻きにしておくとカジュアルになりすぎず上品にまとめることができます。(内田小百合さん)

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ゴム1本の簡単お団子は、上質感のあるツヤがポイント

すっきりお団子アレンジ
撮影/久保嘉範

パーカやフード付きアウターを着ることの多い運動会では、ヘアをすっきりまとめて首元とのバランスを意識したいところ。低めの位置でお団子にし、細く毛束を取ってゴムを隠します。まとめる前にスタイリング剤で髪の質感を整えておくとツヤのある仕上がりに。フロントをセンターパートにすると、より上品な雰囲気になります。(堀あかねさん)

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ゴムだけ簡単、玉ねぎヘアで崩れ知らず

簡単玉ねぎヘア
撮影/イ ガンヒョン

定番のキャップ&ポニーテールにひと工夫。人気の玉ねぎヘアで差をつけてみて。作り方は簡単。ポニーテールの下を等間隔でゴムで結び、ゴムとゴムの間の毛束を引き出して玉ねぎのような丸いフォルムにするだけ。不器用さんでも挑戦しやすく、突然の雨でも崩れたり膨らんだりしない優秀アレンジです。(菊井彰子さん)

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ママに必要なのは、ツヤと機動力

運動会ヘアで大切なのは、何よりも動きやすさ。機動力の高さが求められます。どんなヘアスタイルにしても、30代40代ママに欠かせないのがツヤ感です。カジュアルファッションでも簡単ヘアアレンジでもツヤさえあれば上品さがキープできるので、大切な運動会へと自信を持って向かえます。普段のヘアケアとともに、頼れるスタイリング剤を見つけておきましょう。

 

文/永尾真理子

*本記事の一部は過去掲載記事を元に再編成したものです。

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