目力を出そうとつい気合いを入れてしまうVERY世代のアイメイクに、人気ヘアメイクアップアーティストの𠮷﨑さんが正しい抜け感をレクチャー。トレンド服に合う最新ヘアメイクをご紹介します!
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最近は、メリハリをつけすぎない・ふんわりワントーンな目元がトレンド。まずは締め色を手放してみましょう。微差濃淡のアイパレットやリキッドシャドウで影を仕込めば、締め色なしでも印象的な目元に。いかにも「アイメイク頑張ってます!」という印象を与えない、ふわっと軽い仕上がりはVERY世代にちょうどいい抜け感と女っぽさが叶います。
ヘア・メイクアップアーティスト
𠮷﨑沙世子さん
旬を先取ったメイクで、美容誌をはじめ数多くの女性誌カバーも手掛ける。’22年に第一子を出産。セルフメイクの時短と効率化にも注力。
その“目力メイク”はもう古い?大人の今どき感を作る【正解アイシャドウ4選】
目元は「締める」より、ふわんと
「影をつける」くらいが今っぽい
締めない目元を活かす、ナチュラルな血色感を。ハイライトでメリハリをつけるよりも広範囲チークでほっぺをふっくら、リップもマットなヌードカラーでふんわり仕上げてナチュラルに。
トップス¥8,800(マカフィー/トゥモローランド) イヤリング¥2,057,000 リング[人差し指]¥787,600 リング[薬指]¥462,000 パールネックレス¥1,254,000 ダイヤモンドパヴェネックレス¥1,053,800(すべてTASAKI)
【use it】
How to
☑︎ 濃→淡の順にのせて、ふわっと感を
☑︎ チップより〝ブラシで〟がポイント
1. 二重幅にアイシャドウパレットの【A】(影色)をブラシでのせる。2. アイホール全体に【B】(淡色)をふわっとのせ、下瞼にも目頭から目尻まで広めにのせる。3. アイラインはインラインよりもまつ毛の上側に。目頭から、目尻のくすみを延長するイメージで細くラインを伸ばす。4. まつ毛はしっかりカールさせ、上下に黒マスカラをON。
濃淡で立体感は出しつつ締めないワントーンに仕上がる〝微差グラデ〟なアイパレットに更新。
“締め色いらず”で印象的な目元になれる『リキッドアイシャドウ』のスゴい力!
艶めく単色の
リキッドアイシャドウなら
抜け感もありつつ程よく華やぐ!
素肌を透かしつつ薄膜のようにぴたっと密着するリキッドシャドウは、華やかなラメでも今どきな軽さをキープ。リップはリキッドの質感とリンクさせて、ツヤっぽいローズカラーを。チークはブラウン寄りのベージュを小鼻に向かって広めにON。
ブラウス¥16,500(ダブルスタンダードクロージング/フィルム) ピアス¥12,100 イヤーチャーム¥12,100 リング¥165,000(すべてアルティーダ ウード)
【use it】
How to
☑︎ 単色使いで決まるから簡単&らくちん!
☑︎ 目の上下にのせることで品よく華やか
1. リキッドシャドウのチップで上瞼に2、3カ所のせたら、指でトントンと眉下まで広げながら密着させる。2. 下瞼にもしっかりめにのせたいので上瞼と同様にON。3. 上瞼のまつ毛の根元に長さを足すイメージで、グレーのリキッドライナーで粘膜の際にラインを引く。目尻の笑い皺のようなイメージでラインを伸ばす。筆を横に寝かせると描きやすい。4. 下瞼も目頭から目尻までラインを。ノーマスカラでリキッドのきらめきを際立たせながら、目力をキープ。
さりげない影を作る〝翳り色〟を選ぶのがポイント。
撮影/三瓶康友(人物)、魚地武大〈TENT〉(静物) ヘア・メーク/𠮷﨑沙世子 モデル/森 絵梨佳 スタイリング/川瀬英里奈 取材・文/増田奈津子 取材協力/小川理蓉 編集/太田彩子
*VERY2024年3月号「今どきアイメークは「締め色に頼らない」が正解」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。