子どもにとって大切な節目である「卒入園式」。服もバッグも靴もしっかり準備をしているママも忘れがちなのが、当日のヘアアレンジ。そこで今回は、当日の朝に慌てることのないよう、ママと子どものオシャレに見える簡単アレンジをご紹介。ひと手間加えるだけで、可愛らしくと華やかなヘアが完成します。
*掲載中の情報は過去誌面をもとに再構成したものです。商品は販売終了している場合があります。
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【シースルー前髪】さえあれば結んでも下ろしても今っぽく決まる
卒入園服にきっちり分けた前髪だと真面目すぎる印象になり、かといってパッツンや短すぎるのも抵抗がある。そんな前髪悩みを解決してくれるのがシースルー前髪です。前髪にオイルやワックスを塗り込んでコームブラシで毛束を作ればOK。艶と束感が程よくモードさも添えてくれて、ハレの日服姿に磨きがかかります。
ポニーテールにシースルー前髪で、全身黒の重めコーデがスッキリ見えます。
斜め前髪だとまじめに見えてしまいがちなところが、前髪の抜け感でいいバランスに。
目にかかりそうな長め前髪も、シースルーなら重たくならない。
後ろをゆる三つ編みにすると、さらにこなれ感あり。後毛は出さないのが品よく見えるコツ。
ダウンヘアにも便利なシースルー前髪。後ろ髪全体にもオイルワックスを揉み込みます。
前髪が軽いぶん後ろ髪が重ために見え、そのバランスが◎。巻いたりしなくても十分オシャレです。
卒入園式こそ流行りの【カチューシャ】の本領発揮!
つけるだけでコンサバ見えするカチューシャはもちろん卒入園服とも相性良し。ペタッとなりがちなトップを立体的に見せてくれるので、産後の薄毛や生えかけの毛に悩む人、そもそも前髪を作っていない人にもおすすめ。カチューシャのボリュームや、髪を下ろすか結ぶか、前髪の分け方などでアレンジのバリエーションも広がります。
カチューシャでおでこを出すと清潔感がアップするので、母シーンに便利。髪は巻きすぎたりせず、ナチュラルに流すのが◎。カチューシャはアレクサンドル ドゥ パリのもの。
トレンド感強めな太くて厚みのあるパデッドカチューシャは、重ためボブとの相性◎。甘い洋服にもよく似合います。カチューシャはソフィーブハイのもの。
細めのレザーカチューシャなら甘くならず、上品につけられそう。服にボリュームがあるならこれくらいが◎。カチューシャはレフィエのもの。
ショートヘアにカチューシャというのが新鮮。太めのデザインを大胆につけるのが正解です。カチューシャはイリス47のもの。
オールバックが定番ですが、七三分けくらいにしてからカチューシャをオンという技も。前髪が長めの人向けです。カチューシャはアレクサンドル ドゥ パリのもの。
オールバッグに抵抗のある人なら、前髪を下ろしたままカチューシャするのという方法も。カチューシャはグリーンレーベル リラクシングのもの。
前髪を残して、一つ結びした上にカチューシャという技ありテク。カチューシャはアネモネのもの。
【ヘアアクセ】を使えば結び目を隠したひとくせアレンジができる
ルーズなアップヘアや結び目を髪の毛で隠した一つ結びなど、セルフでするにはハードルの高いアレンジも、ヘアアクセを使えば可能に。髪型でも華やかさを出したい人、必見です。
“スピンドルポニー”という名の、ワイヤー入りリボン。ゴムの上からぐるぐる巻きつけるだけで、おしゃれで華やかなポニーの完成。ヘアアクセはアネモネのもの。
一つ結びをねじって、毛先をバレッタでとめるだけ。髪になじむカラーを選ぶと品良く仕上がります。バレッタはフランス ラックスのもの。
流行りのジッケピンを使ったゆるアップ。抜け感と上品さのあるヘアアレンジは、きちんと服姿に女っぽさをプラスしてくれます。ヘアアクセはアレクサンドル ドゥ パリのもの。(アレンジの詳細はこちら)
控えめな印象の下め一つ結びには、独特なフォルムとメタルで存在感のあるジッケピンを。ヘアアクセはGOLDYのもの。
不器用ママでもできる、小物に頼った【女の子ヘアアレンジ】
女の子ママたちにとっては、子どもの髪型も気になるところ。三つ編みやポニーテールでじゅうぶん可愛いのですが、華やかさを加えるなら、パールやシックなカラーのリボンなどを取り入れるのが良さそうです。ボリュームを出すより、きちっとまとめることを意識!
三つ編みを適当にまとめて下めのアップを作ったら、前髪をきっちり分けてパールバレッタをオン。バレッタはグリーンレーベルリラクシングのもの。
シンプルにポニーテール。結び目に髪の毛を巻き付けて、大人みたいなヘアアレンジ。
子どものきれいな髪を活かして、あえて結ばずとっておきのリボンをつけて終了!真後ろではなく、サイドにつけるのがオシャレ度アップのポイント。
制帽は最強の小物です。園の帽子があってロングヘアならおさげにするだけで十分かわいい!
いかがでしたか?巻いたり盛ったり複雑なことはしなくても、質感や立体感を意識することでオシャレな髪型に近づけます。とくに服が華やかな場合は、髪はこれくらいシンプルがバランス良し。アレンジを不安に思わずに、その分ヘアケアに力を入れてみるといいかもしれません。
構成・文/井上さや