これまで色っぽいメイクといえば巻き髪や赤リップなどどちらかというと隙のない仕上がりをイメージしがちだったけど、自身もママであり、色っぽメイクの匠、𠮷﨑沙世子さんが提案するのは、あえて「隙」を残す無防備な色っぽさ。今回は、人中をキュッと縮める必殺技を教えてもらいました!
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【EYE & LIP MAKE】
間延び顔回避! 人中キュッは
下まぶたと上唇の延長で
主役は肌や唇のツヤ感だから盛るのは下まぶたと上唇だけでOK。目力を意識するよりも求心的に見せるイメージで、下まぶたの余白を赤みシャドウやインラインで埋め、上唇は範囲を拡張! シャドウはベビーピンクをグレーで締めて、血色はあるけどちょっとクールで大人なまなざしに。
スウェット¥27,500(フィーニー)イヤーカフ¥33,000(ヘレディタス)
EYE
下まぶたのライン&
シャドウで目の縦幅際立つ
How to
【3】の左上を上まぶた全体に。右上を二重幅やや目尻を長く塗る。右下を薄くブラシに取って目の際に、色をのせようとしすぎず影を仕込むイメージで。上段2色を下まぶた全体に。目頭寄りがやや濃くなるようにのせて。【2】を上まぶたのインライン全体と下まぶた目頭から3/4まで描く。目尻のみ隙間を作ることで抜け感を。マスカラもツヤを出す気持ちで黒マスカラをすっとひと塗りする程度でOK。
LIP
素リップと同色の
ライナーで上唇の山強調
How to
【1】のリップライナーで上唇の山をオーバーに描き、埋める。もともとの唇に近い色か、やや明るめをセレクトするとなじんでやりすぎ感が出ずナチュラルに色っぽく。唇を縦に伸ばすことで人中が短縮見えして、きゅっと求心的な印象に補整。ふっくらしたボリュームとツヤ感で生き生きした雰囲気に。
❝ママが狙いたいのは
〝無防備な色っぽさ〟!
色より質感重視な
清潔感のあるメークを❞
メイクアップアーティスト
𠮷﨑沙世子さん
その人の個性や素材を活かした色っぽメークに定評があり、人気女優・タレントからも支持が。美容誌をはじめ数多くの女性誌カバーメークも手掛ける。’22年に第一子を出産、横須賀&都内の2拠点ワーママ生活で、一層〝ヘアとメークで色っぽく〟を意識するようになったそう。
ヘア・メーク/𠮷﨑沙世子(io) 撮影/榊原裕一(人物)、魚地武大〈TENT〉(静物) スタイリング/石関靖子 モデル/高梨 臨 取材・文/増田奈津子 取材協力/小川理蓉 編集/引田沙羅
*VERY2024年1月号「【大特集】隙ありぐらいがグッとくる? 冬こそ気になるのは、ちょっとゆるめの色っぽママ Part4 ヘア・メークでママの色っぽさに、伸びしろ!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。