真夏のママが毎年どうやったって抗えない〝日焼け問題〟。日焼けした後、シミにさせないためにできるケアって?皮膚科専門医・小林智子先生に伺いました。
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日焼け直後の敏感な肌には逆効果!
ブライトニング系コスメは
2〜3日後から使おう
日焼け後、すぐにブライトニングケアを取り入れたほうがいいと思っている人がいますが、要注意。肌が炎症を起こしている状態だと、逆にブライトニング成分が刺激になってしまうことも。だから、本格ケアは炎症が落ちついた72時間以降でOKです。メラニンの生成を抑えてくれるハイドロキノン・アルブチン・コウジ酸・アゼライン酸と万能なナイアシンアミドorレチノールから成分をいくつか組み合わせて取り入れてみましょう。
ブラウス¥13,500(ノーク/クロスプラス)ブレスレット¥44,000(4℃/エフ・ディ・シィ・プロダクツ)中に着たタンクトップ/スタイリスト私物
クリニックに行くなら、
いつ行くのが正解ですか?
なるべく早い段階で行くのが正解! 日焼け後は、炎症を抑えることが何より大切なので、必ず火傷している状態の〝サンバーン〟の時に行くようにしてください。72時間以内だとステロイドで炎症を抑えるなどの選択肢がありますが、それ以降はブライトニングにフォーカスした処方などが中心になります。
子どもたちの日焼けも気になる!
大人との違いは?
子どものケアはシンプルでOKです。〝冷やす→保湿〟を徹底してあげましょう。子どもの肌も日焼けで乾燥しやすくなっています。やさしく水シャワーや水風呂で肌のほてりをとってあげて、水分補給とさらりとしたテクスチャーのローションなどでいつもより保湿をしっかりしてあげてください。
シミを作らせないための
パワフル系スキンケア
皮膚科専門医・小林智子先生
「解説がわかりやすい!」とSNSが大評判。自身も男の子2人のママで、現在第3子妊娠中。
[Instagram]@kobayashi.t_derm
YouTubeも人気。
撮影/金谷章平(モデル)、五十嵐 洋(静物) ヘア・メーク/廣瀬浩介 スタイリング/坂野陽子〈f-me〉 モデル/神山まりあ 取材・文/矢﨑 彩、髙丘美沙紀、近藤真梨奈 編集/井上智明、矢實佑理、髙田彩葉
*VERY2022年8月号「「日焼けしちゃった!」そのあとの正解ケアが知りたい」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。