美容ライター・立花が、今気になる〝キレイの達人〟に根掘り葉掘り!
[ 今回のゲスト ]
レイナさん
Reina
年齢や顔立ちにかかわらずその人本来の美しさを引き出すメイクを得意とし、完全予約制のメイクレッスンサロン「Crystalline」、プロ向けの教室や研究室を主宰。近著に『眉の本』(光文社)。@reina.official
【COMMENT】
眉は顔を、表情を決めます。健康的にもアクティブにも、性格すら変えられる!
ピンクパウダーがチークがわり
マスク時代だからこそ眉に血色感を
プチプラなのに今っぽさと優しさを両立できるカラー。最初にブラウンで眉下のアウトラインを描き、眉中にはピンクを混ぜて埋めます。次にペンシルで描き、明るい色のパウダーで眉頭を。ピンクが毛量を増やして見せ、柔かい毛並みを作ってくれます。
キャンメイク ミックスアイブロウ 09 ¥660(井田ラボラトリーズ)
40本以上愛用!
適度な重みが安定感抜群
他を使っても結局これに戻ってしまう名品ペンシル。〝眉毛そのもの〟のような繊細なラインが描け、適度な重みがあるので手元がブレません。真ん中より上部分をふんわり持つことで、力が入りすぎずナチュラルな眉に。石鹸オフも可。
ナチュラグラッセ アイブロウペンシル 02 ¥3,080(ネイチャーズウェイ)
ブラシが秀逸!
柔らかくしなやかに眉にフィット
この小ぶりなブラシが素晴らしく、どんな毛もキャッチしてはみ出すことなくムラなく絡んでくれます。優しげ眉には暖色ブラウンがベスト。眉頭は立たせないこと。毛流れと反対につけるとやりすぎに見えてしまうので、毛流れに沿ってつければ充分です。
デジャヴュ アイブロウカラー ウォームブラウン ¥880(イミュ)
太めのほんのりアーチ型
ふんわり質感が
優しげに見える秘訣
立花 私もつい、マスクをしているから〝眉は大事〟と気合いを入れすぎて描くとキツく見えてしまうんですよね。
レイナ 眉は表情を決める大事なパーツ。「生命力」のバロメーターとも言えるほどです。新生活で初対面の方もいると思うので〝優しげに見える眉〟はぜひ目指したいですよね。
立花 メイクの悩み第一位にあげられることもあるほど「眉は難しい」と思っている人が多いですよね。
レイナ 失敗しないようにと思って眉メイクするので力が入ってしまい、〝描きました〟感が出てしまう人も。「シュッシュッ」と口に出しながら息を吐いて、力を抜いて描くのがオススメ。
立花 なるほど! 優しげに見せたいからといって薄く描けばいいわけではないですよね。
レイナ 〝優しげ眉〟は少し太めで質感がふんわりしていることが大切。形はアーチすぎずフラットでもない、少し眉山があることがポイントです。平行眉がはやりましたが、平行すぎると正面から見た時にのっぺりしてしまいます。眉山が少しある方が立体感が生まれ小顔効果もありますよ。
立花 描く順番も大事ですか?
レイナ 眉頭から描くと強くなりすぎるので、眉頭から1㎝内側の下部分から描くのが鉄則です。ツール、特にブラシも重要です。パウダーについているものより、毛先の幅が1㎝ほどの広めのブラシがあると格段に描きやすくなります。
ライター・立花の“超”早耳!
がごめ昆布成分入りで毛を大切に
発色もオシャレで〝いい人っぽい〟
より立体的で自然な眉を作るパウダーにリニューアル。粒子が細かく、密着性がいいので、薄眉さんも欠け眉さんも色をキープできます。オシャレさと落ち着いた優しさを兼ねた暖色カーキが自眉とマッチしつつ、他にはない色味に。
がごめ昆布アイブロウパレット2B02 ¥4,588(SHIRO)
◉美容ライター・立花あゆさん
Ayu tachibana
パーソナルコスメスタイリングサービス「COSMETRO」主宰。美容ライターの傍ら、色気研究をメインに「動くと可愛くて、しゃべると面白い」を目指し精進の日々。
撮影/蓮見 徹 取材・文/立花あゆ 編集/井上智明
*VERY2022年5月号「VERY的早耳BEAUTY Third season」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。