コロナ渦でセルフネイルにシフトする声も増えるなか、それと同時に「やっぱりセルフだときれいに仕上がらない….」という残念な声もちらほら。
そこで、抜群の発色の豊さと爪にやさしい成分を配合していることで人気を誇る「uka」のネイリスト・中島理恵さんに、セルフネイルのお悩み解決法を聞いてきました。
意外にも難なくできるものばかり。ぜひトライしてみてください。
【お悩み1】塗りムラが出てしまう
【解決法1】
ネイルを塗った時にスジが出てしまうなら
塗る前に、爪の表面をささっと整えて
自爪の表面にスジが出たままネイルを塗ると、塗りムラになってしまうことも。ネイルを塗る前に爪の表面を整える「バッファー(爪磨き)」を使って軽く表面を整えるだけで、きれいに塗りやすくなります。
「バッファー」はグリット(目の細かさ)が220〜280のものがおすすめです。
【解決法2】
ネイルを塗る量・塗り方をおさえれば段違いの仕上りに!
マニキュアの量は、ハケの片側にぷっくりのる程度
ハケの片面をボトルの口でよくしごき、写真のようにハケの片面にマニキュアがぷっくりのる程度が適量です。この時、ハケをよく広げておくと塗りやすくきれいに仕上がります。
圧をかけず、撫でるように塗って
ハケの根元を爪に押しつけるように塗ると、塗りムラの原因に。爪をハケで撫でるように塗るのが正解です。
ちなみに、ネイルは塗っている間にどんどん乾いていくので、なるべく早く爪全体を塗り終えるのもコツの1つです。
【解決法3】塗りムラになりにくい色をセレクト!
【上】uka レッドスタディ ワン 2/1 10mL ¥2,200【下】 uka ペディキュアスタディ 6/pedi 10mL ¥2,200(ともにuka)
赤やグレーなど深みのある色は、ベージュやピンクなどのニュアンスカラーよりも塗りムラになりにくい色。新人ネイリストが初めに練習するのも「赤」。セイルフネイル初心者さんや苦手な人におすすめのカラーです。
【お悩み2】乾ききらずに触ってヨレてしまう
【解決法】速乾性の高いトップコートを塗って
速乾性に優れ、ネイルにツヤと輝きを与える仕上がりに。サラリとしたテクスチャーで塗りやすい。uka トップコート シャイン 10mL ¥2,000(uka)
ネイルはドライヤーの冷風で乾かすのがおすすめなのはもちろん、速乾性の高いトップコートを塗ることで、カバー力が増してヨレ防止につながります。
【お悩み3】塗ってから2、3日ではげてしまい、目立つのが気になる
【解決法1】ネイルとトップコートをキワまでしっかりと
工程は増えますがネイルだけではなく、ベースコートとトップコートを塗るのがおすすめです。塗る時は爪の先、根元などキワの部分もしっかりと。爪の先端はハケの先を使いなぞるように。根元を塗る時は、ハケを手前に置いてからそっとずらすように塗ると◎。
【解決法2】先端にラメをかけるというのも手
ネイルがはげやすい先端部分だけ、ラメの入ったネイルを重ね塗り。たとえはげてしまってもラメがカムフラージュしてくれるのでおすすめです。
使ったのはコチラ
uka ラメベースコート ゼロ H4/0 10mL ¥2,200(uka)
爪用美容液成分配合でクリアベース大小、さまざまなシルバーラメが入ったベースコート。きらびやかすぎず、品よく手元を明るくしてくれる。
【お悩み4】利き手のネイルをきれいに仕上げるには…..
【解決法】ネイルは鉛筆を持つようにしっかりホールド持ちを
写真のように、持ち手をつまむように持ち他の指を台に置いて固定するのはNG。鉛筆を持つように持ち手をしっかりホールドして持った方が、ブレにくくきれいに仕上がりやすいです。
OKの持ち方
NGな持ち方
取材・文/上原奈緒