VERYモデル・鈴木六夏さん出産体験記 ~12年ぶりの出産と、家族の成長

2018.04.04

妊娠中のプレママは、やっと我が子に出会える嬉しさ反面、きっと不安もいっぱいなはず。チームVERYのみんなの出産も10人10色。それぞれにエピソードがありました。みんなの出産記を読んで、自分のお産のシミュレーションに役立てば……。VERYweb限定連載で、チームVERYの出産体験を紹介していきます。

第6回目は、VERYモデルの鈴木六夏さん。一昨年結婚され、昨年9月、12年ぶりの出産を経験されました。息子君も大きくなっているからこそ望んだ出産方法、そして進化ぶりに驚いたという数々の育児グッズとは?

チームVERY出産体験記Vol.6〜鈴木六夏さん

12年ぶりの出産。VBAC出産を希望しました。

12歳になる長男は帝王切開での出産でしたが、せっかく息子が12歳、物心がついた状態で赤ちゃんが生まれてくるので、命の誕生を実際に見せてあげたい、という気持ちもあり、VBAC出産を行っている病院に通うことにしました。
ただ、リスクもあると聞いていたので正直迷いましたが、先生が「最後まで迷っていいよ。」と言ってくれていたので経過を見ながら考えることに。先生と相談しながら妊娠生活を送りました。

結局、予定日が近づいてもなかなか赤ちゃんが下に降りてこず、先生から「予定日を大幅に過ぎるようでしたら帝王切開にしましょう」と言われ、夫婦で相談して手術日を決めました。出産の時期や方法は、あとは赤ちゃんに任せよう。そんな話をしていた矢先に陣痛が始まりました。
陣痛が来たのは23時くらい。その前におしるしのようなものが少しあり、6分間隔になった時点で息子を起こし、事前登録していた陣痛タクシーを呼んで病院に行きました。陣痛タクシーは1分くらいで来てくれて、行き先を言わなくても病院に連れて行ってくれます。あれは息子を生んだ10年前にはなかったので素晴らしいシステムだなぁと思いました。

 

生まれた瞬間、私は疲れで朦朧としていて、とにかく「なんとか出てきてくれた!」という気持ちと「息子がちゃんと見られたかな?」という気持ちで、感極まるというよりは出産を乗り切った達成感の方が先に立ちました。
でも、私の母親が病室に入ってきてくれた瞬間は、やっぱり涙がじわっと溢れましたね。母もこうやって私を生んでくれたんだな、という気持ちと、月並みですがやはり、世の中の女の人を尊敬しました。やっぱり女性って本当に強いなぁと。
あとになって主人に「生まれた瞬間、どういう気持ちだった?」と聞いたところ、心情は私と一緒で、もちろん感動はしたけれど、それ以上に赤ちゃんは大丈夫か? 母体に異常はないか? と、母子の状態の方が心配だったようです。あとは、産後の処置や胎盤の行く先をジッと観察していたりして(笑)。「こんなに実感がなくて大丈夫なのか?」と自分でも心配になったそうです。でも翌日、病室に来て、赤ちゃんが声を出したり、あくびをしたり、動いているのを見ているうちに、愛しさが一気に湧いてきたらしく、そこからは病室に来てはずっと赤ちゃんを眺め、お世話をして、愛おしくて愛おしくてしょうがない。そんな様子でした。

長男への妊娠報告は男同士、夫から。

妊娠初期はつわりもひどくて、ベッドから起き上がれない時も多く、息子のお弁当を作れない日もありました。でも、安定期に入っていなかったので息子にはまだ伝えていませんでした。そんな私の体調を心配した息子が、ある日、学校の保健の先生に「お母さんずっと寝込んでいるんだけどどうしたんだろう……」と相談したようで、帰宅した時に「お母さん、赤ちゃんができたの?」と聞かれました(笑)。最初は答えをはぐらかしていたのですが、私としても早く報告したかったので、主人に「いつ息子に言おうか?」と聞いたら「もう言ったよ」と。まったく知らなかったのでビックリしました(笑)。

 

あとから聞いたところ、安定期も近づき、検査の結果も順調だったタイミングで2人でご飯に行き、そこで話したそうです。保健室の先生からの話もあり、息子は「やっぱり!」と大喜び。夫は、赤ちゃんが出来たことを改めて伝えると同時に「……というわけでママがずっと寝込んでいる。そういう時に、母親をケアできる男になって欲しい。その一歩として、自分で出来る事は自分でやれる様にしよう!」と話をしたそうです。確かにそれまでは、息子の身の回りの事は私がやるのが当たり前になっていました。夫はこの妊娠が息子に生活力と自立心を育てる良い機会になると考え、そう話したそうです。それからの息子は、ご飯が炊けるようになったり、料理に関心を持つようになったり、部屋をキレイにするようになったり……(これはたまにですが。笑)とても良い変化が生まれてきました。息子は「弟か妹が欲しいという夢が叶って嬉しい」という気持ちと同時に、優しさとか思いやりを大事にしようと思ったそうです。私としても、今回の妊娠、出産を通して息子に命の勉強をして欲しいと思っていましたし、それと同時に、いつか結婚をしたり父親になる時のために〝女性を大切にする〟という感覚が少しでも育ってくれたらいいなと思っていたので「頼りにしてるよ」「助かるよ」とあえて甘え、頼るようにしていました。

リサーチ好きの主人が育児グッズを吟味

退院後、しばらくして自宅に「Medela」の搾乳機が2つ届きました。それは、私が少しでも楽になればと、夫がいろいろ調べて頼んでくれたものでした。みんなが授乳出来るように、半分は搾乳を頑張って哺乳瓶で飲ませるようにしていましたが、身体も1番しんどい時期で毎回辛くて……だったら電動の搾乳機があればもっと楽なのでは? と。夫は日々変わっていくミルクの量や身体の状態を事細かに把握していろいろなメーカーのオムツを比べて試したり、新しく家族になった犬も含め、観察して、調べて、お世話して……いうのが得意でとても楽しそう。我が家では夫のことを「生き物係」と呼んでいます(笑)。

 

12年ぶりの出産だったので育児グッズは先輩ママたちの情報を頼りに。「BEBE au Lait」の授乳ケープはVERYライターの栗生さんからのおさがり。私はストールとかで隠せばいいや! と簡単に考えていたのですが(笑)、授乳ケープは飲んでいる顔が見えていいよ! と教えてもらいました。
チャイルドシートの「マキシコシ」は神山まりあちゃんからのおさがり。家でもお出かけも大活躍しています。友人からプレゼントしていただいた電動の鼻水吸引機「メルシーポット」も大活躍。嫌がらないし、耳鼻科いらず。成長してもずっと使えます。あとは友人の皮膚科医の友利 新さんに〝2歳までのスキンケアが一生の肌を決める〟と教えていただき、保湿は欠かさずしています。新さんプロデュースの「MEDI+SKIN BABY」と東原亜希さんの「BABY BORN Face & Body Milk」を交互に使っています。

特別なブランド「ボンポワン」

ちょっと変な話になってしまうかもしれませんが……4~5年前、シングルマザーだった頃、友人の出産祝いを選びに代官山のボンポワンに行ってベビー服を見ていた時のこと。その日少し元気のなかった私に、どこからか突然「私、いつか必ずお母さんのもとへ行くよ!だから頑張ってね!」という女の子の声が聞こえたんです。その声にとても勇気をもらい、お店に並ぶ小さくて可愛いお洋服を見ていたら胸がキュンとなって、「いつかまた赤ちゃんを授かれたらいいな……」と思った出来事でした。だからこの先、万が一私のところに女の子が来てくれるようなことがあったら、最初に着るものはボンポワンにしてあげたいなと思っていました。そして本当に長女を授かり、母にボンポワンのウィークリー肌着をプレゼントしてもらいました。ボンポワンは赤ちゃんのものとしては高価だとは思いますが、やっぱり肌触りが良く、抱っこの時の幸せ度がグンと上がる気がします。それに、赤ちゃんは肌に触れるものからたくさんの事を吸収していくと思うので、肌心地の良さを大切に、また、一生お洋服に恵まれる子になりますように! という意味も込めて、肌着のほか、セットアップ、カーディガン、ワンピースなど、着られる時期が短いからこそ日常でどんどん着て活用しています。ウィークリー肌着は思い入れがあるのでサイズアウトしたらいずれ「ロンパースベア」というクマの人形にして大切にとっておきたいと思っています。2種類まで布が選べるので息子のサッカーウェアと一緒に。

家族の変化が長男を成長させてくれました。

長男と私の二人だけの生活から、夫との再婚、そして娘が生まれるという環境の変化で、
息子の心の変化はずっと気がかりでした。今回、この出産体験記の取材を機に「ヤキモチみたいな感情ってないの?」と聞いてみたところ「全然ない」と。「家族が変わったからといってお母さんと自分との関係が変わったとは思ってないし、妹ができたからって自分への愛情が減るとも思わない。お母さんがキューちゃん(娘)をかわいがるから、オレは『フン!』じゃなくて、オレも『可愛い!』だよ」と。この言葉はとっても嬉しく安心しましたし、また、そんな風に言える息子を誇りに思いました。
実際に、妊娠中は荷物を持ってくれたり、転ばないように気を配ってくれたり。生まれてからもすすんでミルクをあげたりお風呂に入れてくれたりと、今まではやってもらって当たり前だった立場から〝やってあげる喜び〟のような気持ちが育ってきて……。そんな姿を見ることが、今の私にとって大きな喜びです! 我が家にやってきてくれたキューちゃんが家族それぞれを成長させ、家族を1つにまとめてくれている。みんなにとっての〝HAPPY GIRLちゃん〟に何よりも感謝ですね。

取材・文/石川 恵

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