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VERYライター・栗生果奈さん出産体験記 ~わたし、出産が特技です!

妊娠中のプレママは、やっと我が子に出会える嬉しさ反面、きっと不安もいっぱいなはず。チームVERYのみんなの出産も10人10色。それぞれにエピソードがありました。みんなの出産記を読んで、自分のお産のシミュレーションに役立てば……。VERYweb限定連載で、チームVERYの出産体験を紹介していきます。

第5回目は、VERYで活躍するフリーライター・栗生果奈さんにお話しを伺いました。出産は自他共に認める”特技”だという栗生さん。ふたりの娘さんの出産時にとても役立ったという「ソフロロジー式分娩」とは?

チームVERY出産体験記Vol.5〜栗生果奈さん

“ソフロロジー式分娩”で出産を迎える心構えを

周りの人に「特技、出産!」と言われるほど、出産が得意なんです(笑)。もともと痛みに強いのか、鈍感なのか、5歳の長女と1歳の次女、ともに超安産。

出産したのは自宅近所の愛育病院。長女は自然分娩だったので、次女の時は和痛も気になっていたのですが「絶対に次も安産だから自然分娩にしてその料金を個室代にまわした方がいいわよ!」とアドバイスを受けて。確かに個室だったら産後も長女と一緒に過ごせると思い、次女も自然分娩で産むことにしました。

 

長女の初めての出産の時、痛みに耐えるために役立ったのが、友人に教えてもらった〝ソフロロジー式分娩〟のCD。先生の講義が録音されているのですが、「陣痛は怖いものではない」「痛みはぜいぜい50秒ほど。陣痛の間の痛みは呼吸で逃して、あとの合間はリラックスしましょう。」というもの。その知識があるだけで、出産を迎える意識が全然違いました。どんなに痛くても終わる時間が決まっていれば心の準備ができる。陣痛中は必至に呼吸で痛みを逃し、痛みのないインターバルはひたすら喋ることで気を紛らわせていました。結果、約6時間の超安産。先生からも「素晴らしい出産でしたよ」とお褒めの言葉をいただくほどでした。私がひたすら平常心なので、主人も出産があまり大変なことだと思わなかったのは誤算でした。

〝ソフロロジー式分娩〟は本当に役に立ったので、その後出産を控えたお友達にもプレゼントしました。

出産予定日に、まさかの撮影へ!

次女の出産予定日の前日、仲良しのライターさんから、急きょ撮影に来るはずだったキッズモデルの子が発熱のため来られなくなってしまったからと、長女にピンチヒッターの電話があり、出産予定日当日に撮影に行きました(笑)。お腹がはち切れそうな状態で、スタッフのみんなから「こんな大きなお腹の人を見たの初めて」、「アクティブ妊婦最強伝説更新」と言われましたね。

それから3日後の深夜に陣痛が来たのですが、アプリを使って間隔を計り、登録していた陣痛タクシーを呼んで病院に一人で行きました。

出産が得意とはいえ、やはり出産はものすごく痛かった。でもここは自分との闘い。「平常心の先に産んだらどうなるんだろう」と冷静に考え、ほぼ声も出さず必死で耐えて病院到着後2時間半で次女が産まれました。

産後はお友達が続々と病院に訪れてくれて、バルーンやお花で病室は賑やかになり病室は幸せムードいっぱい。来てくれた友人たちには「sunny and sons」でオーダーした名前入りのクッキーをプレゼントしました。

産後すぐ、みんなが病室に駆けつけてくれたことが本当に嬉しかったので、私もお友達が出産の連絡をくれた時はできるだけ見に行くようにしています。

お姉ちゃんになった長女はというと、やはり嫉妬の塊。入院中は赤ちゃんに触れようともせず、授乳している横でさめざめと泣く姿に思わず私も涙。愛育病院は20時になると面会終了時間を知らせる〝蛍の光〟が鳴るんです。そうするとまた号泣。

そんな長女の姿を見て、まだ5年間しか一緒にいないのにこんなに私のことを好きになってくれて本当にありがとう。次女にもこんな風に信頼される母になりたい。と心から思いました。

1歳を迎える前に仕事復帰。 ペーパードライバー教習で生活が激変

次女の産後すぐ、VERY編集部から出産前に出していた企画が通った、と連絡がありました。やりたかった企画なので思いきって受けることに。1か月検診の翌日に第1回目の打ち合わせをし、撮影は子連れで行きました。

この先の仕事復帰のことを考えると、やっぱり車があるのが絶対的に便利と思い、産後のおこもり期間中にペーパードライバー教習を受けました。自宅から編集部までのコースと車庫入れの仕方だけをしっかり教えてもらい、少し自信がついたらそれからはあっという間に車生活。

それと、友人の存在にも助けられました。0歳児の子を身内以外の人にお願いするのはなかなか難しいですが、昔からの仲良しメンバー3人のうち、中学生の子どもがいる友人が快く預かってくれたので、保育園に入る4月までの間時々甘えていました。近所のママ友たちも「何かあったら言ってね」と声をかけてくれたり、VERYの人たちも「私がシッターするわ」と言ってくれて本当に嬉しかったですね。

 

私がライターを始めた時、VERYで「マンションは現代の長屋です」という働くママの企画があったのですが、私が目指すのはここだなぁと思っていました。

私は子どもの頃、すごく引っ込み思案だったのですが、娘は全く人見知りもせず、すぐにお友達と仲良くなれたりと天真爛漫な性格。きっと自分一人で育てていたらこんな性格にはならなかった。たくさんの人と関わり合ってきたからこそだと思うんです。なので今も積極的に預かりあったり遊びに行ったり。これからも周りのみんなと助け合いながら子育てしていきたいですね。

うれしかった&すごく使えた出産グッズたち

次女の出産後、もともとママ友だった〝Tokyo Flamingo〟の久林紘子さんがお祝いにニューボーンフォトをプレゼントしてくれました。同じ頃に生まれた友人の双子ちゃんと一緒に撮影したのですが本当に嬉しいプレゼントでした。

幸せなことにベビーシャワーもたくさんしていただきました。おむつケーキは東原亜希さんが手作りしてプレゼントしてくれたもの。亜希さんは本当にすごい!何でも器用におしゃれにしてくれます。

一人目を妊娠した時は、お腹も丸くなるし、お酒も飲めないし、仕事もセーブしなくちゃいけないし、正直あまり妊娠生活が楽しくなかったのですが、二人目は正反対で、ベビーシャワーを何回もしてもらったりして幸せを噛みしめ、マタニティ生活を満喫しました。人って変わるものだなと(笑)。

新生児用品ですごく良かったものは、リッチェルの〝ふかふかベビーバス〟。

空気だから軽くて安全だし、コンパクトに畳めて便利でした。

ベビーカーはマキシコシ。小さいお子さんが二人もいるのにすごく素敵でスマートな読者さんがいて、彼女が「マキシコシのおかげ」と言っていたので、私も近所のママ友にマキシコシを貸してもらい愛用していました。車で寝てしまっても起こさず移動できるので本当に便利。使うのは短期間だし、ベビーグッズの貸し借りは良くしています。

ママになって自分らしい働き方を見つけました

フルタイム勤務だったアパレルのプレスからフリーランスのライターになったのが5年前。長女が1歳半の頃でした。“小1の壁”も気になっていたので、今、フリーランスになれば、長女が小学校入学を迎える頃には自分らしい働き方が出来ているかも……と思ったことがきっかけ。あとは、私の母が専業主婦だったので、自分が幼稚園や小学校から帰ってきた時に一緒に食べたおやつのことや、誕生日会などの嬉しかった記憶が残っていて……。毎日でなくても、たまには自分の娘にもそういったことをやってあげられる環境を作りたいと思ったのもきっかけでした。

 

今でも大事な撮影時に発熱したり、仕事と育児の両立の悩みはつきません。でも、いつだったか保育園にお迎えへ行ったとき、近くにいた少し大きいお姉ちゃんが先生に「今日はパパがお迎え?」と聞かれていたのを見かけて。その答えがニコニコした笑顔で「今日、ママフライトなの!」。CAママのお子さんだったのですが、誇りに満ち溢れていた姿がすごく印象的でした。私の娘もいつかそうやって私の仕事を誇りに思ってくれたらいいな思いました。

そのためには全力で自信を持って好きな仕事と育児に取り組むこと。働く二人の女の子ママとして、ますますエネルギッシュに駆け抜けます!

取材・文/石川 恵

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