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優木まおみさん犬山紙子さんと考える 「人生100年時代の新しい働き方」

 

「家事に育児に忙しい毎日を送り、中々インプットの時間もない!」というママたちのための学びの場として、今回3回目を迎えたVERY発のオンラインイベント「VERY Academy」。第三回のテーマは、「人生100年時代、VERY世代の不安を希望に変えるコツ」。SOMPOひまわり生命とのコラボ企画として、10月24日に配信されました。

 

優木まおみさん、犬山紙子さんをゲストに迎え、有識者やファイナンシャルプランナーとともに、人生100年時代の健康とお金について議論。ゲストのお二人には、大きな気付きがあったよう。

 

 

40歳、人生まだまだ折り返しじゃない!

 

番組では序盤から、早速「人生100年時代」についての話に。ゲストのお二人は、この言葉に不安も多いと言います。

 

「3年くらい前から100年時代とよく聞くようになりましたよね。40歳になり『人生折り返しだなあ』と思っていたのが、さらにもう10年はある! まだまだ長いですよね。楽しみな反面、ずっと働けるわけではないから計画的にならないとと思います」と話すのはタレントでVERYモデルの優木まおみさん。

 

コラムニストの犬山紙子さんも、「100年生きられるって人類の夢。ハッピーである反面、100歳までお金と心身の健康が続くのか、不安がよぎったのがリアルなところ」と言います。

 

実際にVERY世代へのアンケートでも、

「子どもの教育費や老後のお金、健康が心配」

「親が要介護になったら?」

「パートナーが働けなくなった時、どうしよう」

「健康寿命がどこまでキープできるか心配」

といった声が聞かれました。

 

教育、介護、自分や夫の病気…100年時代はまさかがいっぱい

 

 

「子どもを産んで、こんなにお金が出ていくんだとびっくりして。40代で母が難病を患い、20代で介護を経験したので、万一もあるというのが身に染みているんです」というのは犬山さん。

 

優木さんも、「私たちの世代は、教育費がふくらむ中、自分の将来や、親の介護も考え始める年頃。今まだ起きていないことでも、どれくらい貯めておくべきか不安になります。それに教育費は家庭によってかける額が違うし、どれくらいが我が家にちょうどいいのかがわからない」とコメント。

 

確かに教育費は家計の聖域と呼ばれますが、かければかけた分だけ、老後資金が減ることは確か。

 

優木さんはさらに「私たちには退職金もない。家計簿をつけたりすると、1ヶ月でも、ここはデリバリー頼まなくてもよかったなとか見直せるので(笑)、毎年シミュレーションし直してみるのは大事だなと。子どもが留学したいと言い出した時、お金がないから無理だよではなくて、大丈夫ためているよ!と言えるような計画はしていきたいです」。

 

家計改善のためには健康こそがカギ

 

今回のVERY Academyに登壇したファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんは、「家計改善のためには①長く働く②支出を減らす③お金に働いてもらう(投資など)、の3つしかない。それも1つではなく、合わせ技で、さらに夫婦2人でやるのがいい」とおっしゃいます。

 

まずは夫婦で長く働いていくことが家計の安定には何よりですが、そのためのキーは「健康」。日本は長寿国ですが、健康寿命とのギャップが10年ほどあるそう。

 

 

ピラティスを教えている優木さんは、「ピラティスの考え方にも通じることなのですが、脳が忙しくいろんなこと、先のことを考え過ぎると不安になるから、今の自分に集中するのも大事だなって。ピラティスでは『この骨を動かす!』と集中することで、脳をマルチタスクからシングルタスクに切り替えて、デトックスを図るんですね。体が元気じゃないと、心がついていかない。心と体の健康はつながっていると実感しています」。

 

犬山さんはご自身の経験から、精神的なケアが気になるよう。

「自分が不安症になったこともあり、カウンセリングや心療内科に通っていました。日本ではカウンセリングや精神科に通うことにまだ偏見もありますが、それを消していきたい。体のことなら皆病院に行くのに、心のことだと行かないですよね。最近ちょっと眠れなくて…と気軽に行けたらいいのになと。メンタルケアができないと、仕事をしたくなくなったりして、結果経済的な安定からも遠のくことになります。

今、生涯のうちで精神疾患にかかるのは5人に1人と言われているので、メンタルケアがもっと当たり前になったらいいですね」。

 

「本業がいくつもある」が人生100年時代の新しい選択肢

 

 

100年時代、健康寿命を延ばすことと、いかに働くかを考えることもまた重要。

 

「タレントなので、終身雇用みたいな発想がもともとないんです。これまでタレントが本業というつもりでしたが、ずっとやっていけるのかわからないから、子どもを産んでからは『副業』ではなく本業をいくつも作りたいと思うようになりました。」というのは優木さん。

「私はずっと趣味でピラティスをやっていて、今は資格を取得し教えています。仕事が最大の自主トレで、一生懸命やれば自分も健康になって、一石二鳥! 今はタレント業とピラティス業、2本走らせることを意識しています」

 

犬山さんも、「本業」をいくつも作る働き方の大切さを語ります。「私もコラムやエッセイと、テレビのコメンテーターはどちらも大好きな仕事。どちらも本業というつもりでいます。コロナ禍でも痛感したのは、夫はミュージシャンで漫画家なのですが、音楽の収入は全部無くなったけど、描けたから助けられました」。

 

いくつもの仕事をかけ持つ、新しく始める。100年という年月をサバイブするために必要なことかもしれません。

 

未来のことを可視化すれば、希望が持てる

 

ファイナンシャルプランナーの黒田さんは「自分らしく生きるために、健康やお金について事前に考え、備えることが大切」と言います。そんな時に頼りになるものとして「保険」が思い浮かびます。でも例えば今はSOMPOひまわり生命のように、「万一への備え」だけではなく、病気にならないための取り組みから保険会社がデザインしていることも。

 

スマホで顔を撮るだけでストレスチェックができたり、健康診断の結果から6年後の健康リスクを予想できたりするSOMPOひまわり生命の契約者用アプリでひとしきり盛り上がった優木さんたち。犬山さんは「病気になってから治す方がコストがかかるし、予防することは大切。高齢化社会の今だからこそ生まれた、現代らしい発想」と感心していました。

 

優木さんも「そういえば保険は若い時に入ったものをなんとなく継続していて、ライフステージが変わってきたのにそのままになっています。これも考え直さないとですね!

100年生きることは、希望だけではないのも確か。今日いろいろ話をして、具体的に備えていかないとなと思いました。でもまだまだ人生長いから、今の生活の延長だけでなく、別のことを新しく始めてもいいんだと前向きな気持ちでやっていきたいです」。

 

人生に起こりうることを可視化して、みんなでできるだけ備えること。それでも何かあった時にはお互いに助け合うこと。

新型コロナのように予期せぬことも起こる世の中、変化にもしなやかに対応していくためには、まず「知る」ことが人生のお守りになるのかもしれませんね。

 

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取材・文/有馬美穂

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