スープが美味しい季節。忙しい日は、パパッと作れる簡単スープで手軽にごはんはいかがでしょう？10月16日に齋藤菜々子先生の著書「基本調味料で作る体にいいスープ」（主婦と生活社）が出版となりました。タイトルの通り、塩・しょうゆ・味噌などの家庭に常備されているであろう調味料を柱に、簡単で具だくさん、時にはごはんを添えればおかずにもなるスープレシピが68種類も！毎日の献立にアタマを悩ますママたちにぜひ手に取っていただきたい1冊です。今回はこちらのレシピ本より、10月のテーマ「乾燥対策」に最適なスープをご紹介します。

「ベーコンのじゃがバタースープ」

◉材料（２～３人分）

・ベーコン（ブロック）　６０ｇ　…１センチ角に切る

・じゃがいも　１個　…１．５センチ角に切り、水に５分ほどさらして水気を切る

・ほうれん草　２株　…長さ４センチに切り、根元はさらに２～４つ割りにする

・〈A〉水　５００ｍｌ

・〈A〉しょうゆ　大さじ１／２

・〈A〉洋風スープの素（顆粒）　小さじ１／４

・オリーブオイル　小さじ１

・しょうゆ　小さじ１

・粗びき黒こしょう　適量

・バター　適量

◉作り方

①鍋にオリーブオイルを中火で熱し、ベーコンとじゃがいもを入れ、しょうゆを回しかけて炒める。じゃがいもが透き通ってきたら、ほうれん草を加えて炒め合わせる。

②ほうれん草がしんなりとしたらAを加え、煮立ったら弱めの中火にして５分ほど煮る。

③粗びき黒こしょうで味を調え、器に盛ってバターをのせる。

◉レシピのポイント

・しょうゆを２段階で入れることで香りが立ちます。

・じゃがいもは小さめに切ることで、たべやすく短時間で仕上がります。

◉本日のキー食材

・ほうれん草、バター　…体液を作り、体を乾燥から守る

◉齋藤菜々子プロフィール
料理家・国際中医薬膳師。IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。教室情報はInstagram＠nanako.yakuzenにて。