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東京都庭園美術館でパリのアートとファッションの歴史に触れる大人時間♡

東京・白金の森の中にある東京都庭園美術館は、歴史的建造物であるアール・デコ建築の旧朝香宮邸と、その空間を生かした展覧会の開催、そして緑豊かな庭園が広がる、何とも美しい人気の美術館です。2014年には、ガラスキューブを多用した現代建築の新館もオープンし、展示内容を拡大。知る人ぞ知る絶品スイーツのあるカフェや、緑の中に佇むフレンチレストランもあり、オシャレな人たちの美と憩いの場になっています。

その東京都庭園美術館で、10月6日(土)よりスタートするのが、「エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し」展。人気のテーマですが、本展はアール・デコのイメージソースに着目した展覧会です。

両大戦間期のフランスで花開いたアール・デコ。この時期のパリは、非ヨーロッパ圏の文化に接するイベントやトピックが多く、その出合いはアール・デコの美意識や芸術に大きな影響を与えました。

アメリカからパリに渡り、時代のアイコンとなったダンサー、ジョゼフィン・ベイカー、1922年のツタンカーメン王墓の発見、シトロエンが主宰したアフリカとアジアの横断プロジェクト、1931年に開催されたパリ国際植民地博覧会……、これらの出来事に当時のパリは沸き、革新的なアートが次々と誕生しました。本展ではこの時期の絵画、彫刻からファッションまで、フランスの美術館所蔵の作品をメインに約85点を展示。ヴァン クリーフ&アペールやジョゼフ・ショーメの作品を含め、多くが国内初公開となるので、美術好きの人はぜひこの機会に鑑賞してください。

ヴァン クリーフ&アペール《ターバン留めのブローチ》1924年、Van Cleef & Arpels
ジョゼフ・ショーメ《パウダー・コンパクト》1925年頃、Collection Chaumet Paris
ヴァン クリーフ&アペール《中国風の風景のラペル・ウォッチ》1924年、Van Cleef & Arpels
ルネ・プルー《肘掛け椅子》1933年、Collection du Mobilie national ©️Isabelle Bideau

またこの時期、東京都庭園美術館は特別に夜まで開館している日があり、建造物や庭園がライトアップされるので、いつもと違った表情を楽しむこともできます。たまには仕事帰りにパパと待ち合わせをして、美術館を鑑賞した後、フレンチレストランでお食事を!なんていう夜のデートも大人っぽくて良いですよね。

鶏むね肉の炙りとカボチャとタロイモのモザイクテリーヌ ピーナッツバタークリーム添え。ランチ(¥2,500コース)とディナーのコースの前菜としていただけます。

この秋は、都会の真ん中にあるこんな優雅な美術館で、心が潤うひと時を過ごしてみてはいかがですか。

 

■東京都庭園美術館
『エキゾティック×モダン
アール・デコと異境への眼差し』
10月6日(土)〜2019年1月14日(月・祝)

東京都港区白金台5-21-9
ハーローダイヤル 03-5777-8600

休館日:第2・第4水曜日、および12/28〜1/4
開館時間:10:00〜18:00
※11/23、11/24、11/30、12/1、12/7、12/8は、10:00〜20:00

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