大人にしてはいけないと言われるようなことをどんどんしてしまう、あの「長くつ下のピッピ」で描かれているピッピの自由さは、子どもには憧れの対象です。いつも明るく、そして力持ち。そんなピッピが巻き起こす出来事、友情を育む姿に、子どもは何を感じるのでしょうか。
お子さんがあまり本を読まない、でも無理に読ませたくないと悩んでいるお母さん、「本を読みなさい!」とすすめる前に、一緒にピッピの世界展をのぞいてみませんか? 日本・スウェーデン外交関係樹立150周年を記念して開催されている『長くつ下のピッピの世界展 〜リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち〜』。
この展覧会では、「長くつ下のピッピ」等の貴重な原画から、「ピッピ」「ロッタちゃん」シリーズ等の原画、リンドグレーンが愛娘の10歳の誕生日に贈った「ピッピ」オリジナル原稿、愛用品まで多くが日本初公開となっています。この展覧会のために作成された特別映像や、ピッピの住む〝ごたごた荘〟を再現した大型模型まで展示されている、まさにピッピワールド。
日本とは違う色の使われ方や、北欧の素敵な暮らしが見えてきたら、ピッピはどんな風に過ごしていたんだろう?と、気になるはず。
私たちが子どもの頃に学校の図書室でワクワクしたのと同じような気持ちに、いつか子どもたちもなってもらえますように!
お母さんたちも子ども目線で一緒に楽しんでくださいね。
■長くつ下のピッピの世界展
〜リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち〜
期間:2018年9月24日(祝)まで
休館日:月曜日 ※9月17日(月)は開館、9月19日(火)休館
開館時間:10:00~17:00(16:30受付終了)
会場:東京富士美術館:本館・企画展示室1〜4
■問い合わせ先:042-691-4511(休館日を除く10:00~17:00)
■展覧会公式サイト:http://www.pippi-ten