2011年12月のQ&A
2011.12.27
自分の子も、他の子も、人前で褒めちぎるのが苦手。ママ友の目には「クール」に映るようで......。
3歳の息子がいますが、息子のママ友との付き合いに悩んでいます。私は人前で息子のことをべた褒めできません。「○○ちゃん、すごい! 上手にできたね」「××ちゃん、がんばったわね、天才!」などとママ友たちは自分の子どもに向かって言いますが、私はそれを自分の子どもに言えないのです。ママ友たちはそのことを露骨に批判はしませんが、決して快くも思っていないみたいな感じで、私のことは「クールなまま」と思われているようです。ママ友たちがそういう発言をしているとき、私はニコニコすることもうまくできず、どうしても顔が引きつってしまいます。子どものことは褒めて育てろと聞きます。私のように人前で褒められないとか外での語り掛けが上手にできないと、やはり子どもにも悪い影響があるのでしょうか。ママ友たちともどうやって付き合ったらいいか......。(アツシくんママ 36歳 神奈川県)
アツシくんママの話によると、家庭内では褒める場面のときは褒めているとのこと。ただ、それを人前で「すごいわね~!」的にできず、ママ友たちの間でもなんとなく浮いてしまい、また、ほめちぎらないと愛情が足りない感じで子どもにも悪い影響が出るのではと悩んでいるそうです。
結論から言うと、人前で褒めたから、外でも上手に語りがけることができるから子どもにいい影響があるかといったら、子どもの将来の社会参加を見据えたときには関係ないと言えます。「子どもは褒めて育てよ」という言説をよく聞きますが、これもエビデンス(根拠)があるわけではありません。「褒めるという行為について効果がある場合とない場合」という研究があり、「目的に対して一定の努力をし、その努力に対して成果があがったとき、すぐにほめる」のは効果がありますが、「目的もないが褒める」「やみくもにやって何かが偶然できたときに褒める」は効果がないことがわかっています。また、褒めるだけ褒めて、社会のルールや倫理を同時に教えないとかえって逆効果になることもわかっています。
ママ友の関係は、褒めようが褒めまいが難しいもの。ほかの方が褒めているときに、あなたはどういう表情をしているのでしょうか? ご自分としては普通にしているつもりでも、非言語で批判的な情報を発信していたりしませんか? そうすると相手はそれをキャッチして、なんとなく気まずくなることもあるでしょう。
これをいい機会に、まずご自分をモニタリングするようにしてみてはどうでしょうか。そういう場面での自分の顔の筋肉、眼球の動き、体や手足の方向など、口では何も言っていなくても体全体からはいろいろな情報が発信されているはず。それをモニタリングして、修正するようにしてみてはいかがでしょうか。ご自身がセルフモニタリング・セルフコントロールができるようになると、子育てしていく上でも、働いていく上でも有効です。
結論から言うと、人前で褒めたから、外でも上手に語りがけることができるから子どもにいい影響があるかといったら、子どもの将来の社会参加を見据えたときには関係ないと言えます。「子どもは褒めて育てよ」という言説をよく聞きますが、これもエビデンス(根拠)があるわけではありません。「褒めるという行為について効果がある場合とない場合」という研究があり、「目的に対して一定の努力をし、その努力に対して成果があがったとき、すぐにほめる」のは効果がありますが、「目的もないが褒める」「やみくもにやって何かが偶然できたときに褒める」は効果がないことがわかっています。また、褒めるだけ褒めて、社会のルールや倫理を同時に教えないとかえって逆効果になることもわかっています。
ママ友の関係は、褒めようが褒めまいが難しいもの。ほかの方が褒めているときに、あなたはどういう表情をしているのでしょうか? ご自分としては普通にしているつもりでも、非言語で批判的な情報を発信していたりしませんか? そうすると相手はそれをキャッチして、なんとなく気まずくなることもあるでしょう。
これをいい機会に、まずご自分をモニタリングするようにしてみてはどうでしょうか。そういう場面での自分の顔の筋肉、眼球の動き、体や手足の方向など、口では何も言っていなくても体全体からはいろいろな情報が発信されているはず。それをモニタリングして、修正するようにしてみてはいかがでしょうか。ご自身がセルフモニタリング・セルフコントロールができるようになると、子育てしていく上でも、働いていく上でも有効です。
2011.12.26
幼稚園に通う息子が、お弁当を全然食べず、口に入れた後で吐きだすことも。どうしたらもっと食べてくれるように?
私立幼稚園の年少に通う3歳の息子のことで悩んでいます。家でも好き嫌いが激しいのですが、お弁当の時間にまったく食べないのだそうです。最初の頃は、息子が好きなものを中心に、嫌いなものを混ぜながら色とりどりにしてお弁当に詰めていましたが、5月ごろからときどき食べることができても、ほとんど毎回残してきていました。それで先輩ママに調理の工夫の仕方を教えてもらってやってみたり、本やネットで調べて作ってみたりとあの手この手をやってきたのですが、2学期が終わろうとしているのに今でも全く進歩なく、食べることができないのです。ただ、お弁当を食べないと園庭で遊べないルールなので、本人も気になるのか、最近は"いったん口に入れてからだらだらと吐き出す"ということをするようになってしまって......。そうすると汚いのでお友達からいじめられるのではないかと先生たちが心配してくださり、いまでは無理にお弁当を食べなくてもいいと言ってくださっているとのこと。本人は食べられるようになりたいみたいで、たまに少しでも食べることができたときには、自慢顔で帰宅し、玄関先で「今日はこれだけ食べられたよっ!」と報告してくれます。家では元気に食べているので、どうしたものかと悩んでいます。(ダイチくんママ 東京都 30歳)
家では食べられるのに、幼稚園に持っていくお弁当は食べることができないとのこと。入園直後は食べることができたのに、5月ごろからできなくなったというのは何かきっかけでもあるのでしょうか?「ときどき食べることができても」とありますが、その「ときどき」とはどういうときだったのですか?
まずはそういった行動観察記録をつけるところからはじめてみてはいかがでしょうか。何なら食べることができて、何ならできなくて、どういう条件のときなら少しでも食べることができて、どういうときなら難しいのか......。そういう記録をつけると同時に、ダイチくんと話し合って、ゴールを設定してみることも大事です。来年のいつまでに何をどれくらい食べられるようになりたいか、そのためにはいついつまでに何をどれくらい食べられるようになるといいと思うかなどスモールステップの目標を設定しつつ、実行していってください。このとき、「どれくらい」を「いついつまでに」は本人が自分の言葉で言語化することが大切です。その目標に合わせて、お弁当箱のサイズも小さいもの、中くらいのもの、普通の大きさのものなど何パターンか用意するなど、本人が自分でたてた目標を達成できるような、環境を整えてあげることも大事です。




