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品川裕香さん しながわ・ゆか
ジャーナリスト、子ども・若者を巡る教育・社会問題を異文化理解・予防的観点から取材。著書に『心からのごめんなさいへ~一人ひとりの個性に合わせた教育を導入した少年院の挑戦』(中央法規法規出版)など。本誌にて「学校ソムリエ」連載中。
2009年8月のQ&A
2009.08.12
小学3年生の息子は読書が大好きなのに、驚くほど言葉が少なく、あまりしゃべりません。これって性格?
読書が大好きで本をとてもよく読むのに、小学校3年の息子は驚くほど言葉が少なく、あまりしゃべらないので心配しています。何を聞いても「うん」「ううん」「わからん」「わかってる」「知らん」「知ってる」ばっかり。担任の先生は「学校では普通に元気にやっていますよ」とおっしゃってくださるのですが、同級生たちが我が家に遊びに来たときもこういう感じなので、私は先生が気がついておられないだけではないかと思っています。話し方そのものも突然で「ママ、何月?」といきなり聞いてきたり。これは「ママ、何月生まれ?」という意味なんですが、前後の脈絡なく、突然何かを言い出し、それについてこちらが彼の思うように反応しないと機嫌が悪くなります。おとなしすぎるからだと思っているのですが、この性格、どうしたらいいのでしょうか? (タイラくんママ 35歳 福岡県)

 言葉がなかなか出ない、という場合、いくつかの可能性を考える必要があります。耳がちゃんと聞こえているか、ちゃんと聞こえていても聞いたことを脳の中で処理できているか、聞いたことを覚えていられるか、音の聞き分けができるか、語彙が蓄えられているか、言葉の意味や使い方をわかっているか、文法を理解しているかなど多角的に検討するといいでしょう。こういったことがらは、各自治体にある「ことばの教室」や教育センターに行くと相談に乗ってくれるはずです。
 それ以外に検討しなければならないのは、なんらかのストレスがかかっていないか、ということ。いじめ等がないか、学校生活の中にしんどさがないか、家庭の中のストレスはないのかなども検討してみてください。言葉が少ない=性格の問題では必ずしもありません。

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